概要
シャングリラ・フロンティアに登場する『七つの最強種』の別名を持つユニークモンスターと呼ばれるそれぞれ一体しか存在しない超レアモンスターの一体。ちなみに、性別は雌。
『夜襲』の二つ名通り、ゲーム内時間における夜間にしか現れず、漆黒の巨大な狼の姿をしており、巨体に似合わぬスピードと、巨体に違わぬパワーによってプレイヤーを叩き潰すモンスター。
圧倒的な強さでプレイヤーを叩き潰すと、条件を達成したプレイヤーに対して『呪い(マーキング)』と呼ばれる効果をプレイヤーに付与する。
シャングリラ・フロンティアの主人公であるサンラクが最初に出会ったユニークモンスターであり、サンラクが絶対に倒そうとしているモンスター。現状、主人公のゲームにおける目的である。
キャラクター
シャングリラ・フロンティアに登場するモンスターであり、旧大陸と呼ばれるエリアに主に出現する。
ランダム・エンカウントで現れ、プレイヤーに対して圧倒的な実力差によってプレイヤーを叩き潰していくモンスター。
その圧倒的な力の差と、比較的プレイヤーが遭遇しやすいモンスターであり、サンラクがゲームを始めるまでは、もっとも有名なユニークモンスターの一体だった。
その圧倒的な実力から、サイガ-100と言うシャングリラ・フロンティアの中でも最強クラスのトッププレイヤーは、リュカオーン打倒のみ専門の目的とするクランである『黒狼(ヴォルフシュバルツ)』と言うクランを結成するほど。
現状、かなり謎に包まれたモンスターであり、七つの最強種はリュカオーン以外は何らかの形で人間と言語的にコミュニケーションを取るのだが、リュカオーンだけはそれが無く、狼の外見のままプレイヤーに襲い掛かるのみである。
『呪い』
七つの最強種はそれぞれが固有の呪いを持っており、それぞれ効果が違うのだが、リュカオーンの呪いはかなりのデメリットを伴うものである。
ちなみに呪いは、アバターに牙の痕の様な痣が付く形で付与される。
呪いを解く方法は大きく分けて二つあり、慈愛の聖女イリステラと言うNPCに呪いを解いてもらうか、呪いをかけた本体を倒すかのどちらを達成しなければならない。
また、呪いはある条件を達成すると、『刻傷』と言う形にバージョンアップする。
- 第一の効果
呪いをかけられた部位に装備を付けることができなくなる
流石に剣や槍と言った武器が使えなくなるわけではないが、防具、そして衣装の装着はほぼ出来なくなる。
特に主人公であるサンラクは両脚と胴にこの呪いがつけられたことで、腰布以外の服を装備する事ができなくなった。
その為、覆面を付けた半裸という形でしかゲームをプレイすることができなくなっており、このこともあってサンラクはリュカオーン打倒に熱意を燃やしている。
尚、マントに関してはアクセサリー枠と言うことでギリギリ装備する事ができる。
- 第二の効果
NPCの対応に補正がかかる
簡単に言うと、NPCにとってはラオウとかケンシロウの様な存在に見えてしまうようで、普通の村人はなどはこの呪いによって呪いをかけられたプレイヤーを避けるようになる。
- 第三の効果
呪いをかけられたプレイヤーよりも低いレベルのモンスターはプレイヤーの前から逃亡し、呪いをかけられたプレイヤーよりも高いレベルのモンスターはプレイヤーに積極的に攻撃を仕掛ける
ある意味では恩恵。雑魚除けに便利で、経験値稼ぎにはうってつけではあるが、第一の効果である防具を付けられないという効果から、何らかの対策を立てねばならず、それができないプレイヤーはただただ街ではNPCに避けられ、冒険に出ればヤバい敵としか戦わないという事になる。
関連タグ
ギリシャ神話リュカオーンと言う狼頭人身の王が出てくる逸話がある。恐らくリュカオーンの元ネタ。