服部半蔵(Fate)
はっとりはんぞう
概要
「Fateシリーズ」にて存在が示唆されているキャラクター。
『帝都聖杯奇譚』の連載前設定において、先に(設定と容姿のみ)サーヴァントとして登場していた主君の徳川家康の宝具の1つに、半蔵のものと思しき宝具が登場していた。
その後『Fate/Grand Order』第1.5部の第3シナリオ『屍山血河舞台 下総国』において、千子村正によって存在が示唆されており、彼曰く「隠密大名」として巷でも有名らしい。
真名
徳川家康に仕えた武将にして、忍者の一族の出としても知られる重臣、「服部半蔵正成」。
恐らく「世界で最も有名な忍者」として知られる人物。
なお「半蔵」の名は服部家で代々受け継がれる名前であり、家康に仕えた正成は二代目である。忍者だったのが確かなのは、彼の父である服部保長であり、伊賀流の大家の1つ千賀地家の長であった彼が、里を抜けた際に旧姓の服部に変えたのが服部家の始まりとされている。
その後、保長は室町幕府の十二代将軍である足利義晴に仕えたが、その際に三河国を平定し将軍に謁見するべく上洛した家康の祖父・松平清康と面会し、彼に気に入られた縁から服部家は松平家に仕えることになったとされており、正成も若い頃から家康に仕えていた。
正成も父・保長から忍としての訓練を受けていたともされており、初陣とされる三河宇土城(上ノ郷城)攻めでは、夜襲を仕掛けて戦功を立て、家康から盃と持槍を拝領したとされる。
忍者のイメージがあるが武将としても有名で、「鬼の半蔵」の異名で知られた槍使いでもあった。