概要
『逆転裁判3』に登場する成歩堂龍一と葉桜院あやめのカップリング作品に付けられるタグ。『逆転裁判』では数少ない、作中に恋愛描写がある公式カップリングの1つ。
成歩堂の大学時代、ある人物の陰謀によって2人は巡り会う事となり、半年間を恋人同士となって過ごした。当初はある人物から命令を受けて、あやめは成歩堂と交際していたに過ぎなかったのだが、交際する内に成歩堂の誠実さに心惹かれる様になり、最終的には本気で彼を愛する様になった。交際当時の成歩堂は「理想の彼女が出来た事」で完全に四六時中、色ボケと化していた。そんな環境でもあやめは成歩堂の魅力や長所を見抜き、自分にデレデレする彼を温かく見守り、手作りのお弁当を毎日作ったり等して健気に尽くしていた。
手編みのセーターとマフラーもプレゼントしており、第1話『思い出の逆転』で成歩堂が着用しているのが、その2品である。成歩堂は今でも、このセーターとマフラーは大切に保管していて、アニメ版では彼の自宅に飾られているのが確認出来る。また第2期にて『3』のエピソードがアニメ化する布石としても、第1期『逆転サーカス』の冒頭では、あやめの贈ったセーターとマフラーを身に着けて、サーカスの観客席にいる成歩堂の姿が描かれた。
仲睦まじく交際していた成歩堂とあやめだったが、彼らが付き合う様に仕組んだある人物の暴走によって、突然2人は引き裂かれてしまう。それ以来は音信不通にもなり、お互いに未練や誤解を残したまま5年の歳月が流れた。そして第5話にして最終話『華麗なる逆転』にて、成歩堂はオカルト雑誌に掲載されていた写真に、あやめが写っている事に気付き、彼女が尼僧として働いているとされる『葉桜院』という寺院へと赴き、現在のあやめの動向を探ろうとする。霊術道場である『葉桜院』で修行を積む事になった綾里真宵の付き添いも兼ねて、成歩堂は真宵と春美を連れて現地に到着した。
そして成歩堂とあやめは正に運命の再会を果たし、ここから本格的に今回の事件が動き出し、結末では2人の関係に隠された真実が明かされるのであった。