「あいつら 引き際ってやつを知らねえな。」
CV:ジャック・ホーキンス(オリジナル)勝沼紀義
概要
3DCGアニメ「The Amazing Digital Circus」に登場するキャラクターの1体。
ガミグーはエピソード2の冒険「Candy Carrier Chaos!(キャンディー運び屋大騒動!)」のボスキャラである。
手下のMax(マックス)・Chad(チャド)と共に強盗団を率いており、キャンディー・キャニオン王国の貴重な資源であるメイプルシロップを、タンクローリーごと強奪して逃走。ルー女王が差し向けた改造トレーラー・・・それに乗車して追いかけてきたポムニ一行と対決することになる。
日本語版では何故か「ガミグー」「ガンミグー」「グンミグー」と字幕・吹き替え・インフォレンズ公式Xで呼称がバラバラである。
性格
酸いも甘いも嚙み分けた壮年の男性であり、いざという時に機転が利く。オリジナルの英語版ではオーストラリア訛りでしゃべる。
故郷の村と大切な母親を救う為ならば、自らの手を汚すことすらいとわない覚悟をもつ。
外見
右肩から左腋の下までの斜めを境目に、上は黄色で下は緑色のグミで出来た、擬人化されたワニ。白く丸い目から年季を漂わせるように、眉部分は隆起して目の下にしわがある。
無地のテンガロンハットをかぶっており、部下に比べるとシンプル。
イラスト
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***以下、ネタバレ注意***
激しいカーチェイスの末に改造トレーラーを追いはらうも、タンクローリーはスリップを起こしながら岩に激突・・・すると思いきや、挙動がガタガタしながら空まで射出。ガミグーは(ジャックスのせいで無理やり乗り込むハメになった)ポムニともどもマップの下の裏世界に落ちてしまう。
グリッドが敷かれた裏世界を彷徨った末に彼が見たのは、憎き女王とその王国の住民、王国から追放された怪物、親愛なる手下たち、そして自分・・・それらに酷似した人形のようなナニカだった。ポムニからの説明で、母親の顔がなぜか思い出せない彼は察してしまったのである。
自分は「王国のはずれの村で生まれ育ち、強盗として生計を立てる、グミで出来たワニ」ではなく、今回の冒険におけるストーリーを参考に、外見と性格が設計された「被造物/敵キャラクター」であると。
どうにかして元のマップまで戻ろうとするポムニは、現実を知って失意に沈むガミグーに協力して貰うため自分から歩み寄り励まそうとする。会話をする内にポムニの方もサーカスに来てから表に出さなかった彼女本来の優しい性格を見せはじめ、ガミグーに自分の友達としてサーカスに来てみないかと提案した。そんなポムニにガミグーは「変わった奴だな」と言いつつ心を開き協力して脱出するべく行動を開始した。表のマップで自分達が乗っていたタンクローリーに異常が起きたから裏世界に来てしまったと推測し、試しに同じタンクローリーに乗りエンジンをかけると車が空に向かって急発進、脱出に成功した。その後は無事に表のマップに戻り皆と合流できたが脱出の際の強烈なGによる酔いで二人揃って仲良くリバースしてしまった。その後は裏世界から乗ってきた同じシロップ入りのタンクローリーを貰い自分達が盗んだシロップを返却する事で今回の騒動が解決。先のポムニの提案を受け入れて共にサーカスに戻り、「へぇ、ここがサーカスか 馴染めるといいが」とこれからの生活への期待と不安が混じったような感想を言っていたが……。
ここから先の内容は直接自分の目で確かめる事を推奨する。ただし、かなり衝撃的な展開である上に人によってはこの作品そのものに嫌悪感を抱きかねないため視聴は自己責任で…