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悪人正機の編集履歴

2024-05-12 17:33:41 バージョン

悪人正機

あくにんしょうき

煩悩即菩提は、大乗仏教における仏教用語の一つである。

概要

仏教において、大乗仏教における仏教用語の一つである。

浄土宗仏僧で、浄土真宗の事実上開祖とされる親鸞が、「善人でも救われるのだから、悪人が救われないはずがあるだろうか」と説いたことが始まりである。


よく誤解されているが、これは決して悪人の方が救われるべきというわけではなく、自分の犯した罪を自覚し、罪悪感や後悔の念から深く苦悩し続けた悪人ほど、仏教の学びは進みやすいということである。


阿弥陀如来が救済したいのは全ての衆生であり、特に仏門の教えがあっても悟りに至れない時期(末法)である、濁り乱れた世を生きる煩悩に溢れた凡夫たる「悪人」こそがその対象であるとして、自分の罪を目覚して苦悩した悪人ほど、救済の対象であることを知るべきとされる。


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