見つけたぞ攻略未来(クリアルート)!
巻き戻し(リトライ)!
全員助けるのが俺の攻略未来(クリアルート)だから
何が運命だ!自分の未来は自分で決めろ!チャイヌさんはどうしたいんだよ!?
概要
時空警察特殊機動隊・通称巻戻士の一人である。
プロフィール
人物
基本的に礼儀正しく真面目な性格。
少々抜けている一面もあり、よくわからない果物をすぐ口にしたり、クリアルートを見つけるためにテレビ局をジャックするような突飛な行動をとったりする。(クリアルートのためなら女装も厭わない。)
また、昇格試験でアカバの方が活躍してしまったり、TOTEの入社試験で勉強とは関係ない内容が出されたりしても、「次頑張ればいいか!」「勉強はいつか必ず役に立つ!」と言ってすぐに切り替えられるほどの前向きさも持ち合わせている。
笑顔は「ぬぼ〜っ」という擬音が付くほど怪しいが、とても心優しい。
「運命」という言葉が大嫌いで、本当のクリアルートが見つかるまでは絶対に諦めない頑固な面も持ち合わせており、その精神力からスマホンには「100年に一人の逸材」と評価されている。
任務の際は武器は一切持たず(本人曰く「傷つけたくないから」)、リトライを何度も繰り返してクリアルートを探し出すやり方を取っており、スマホンも驚くほどの超人的な記憶力と体力、精神力を誇る。
コンビニ強盗殺人事件(任務ランクB級)の任務では川田さんを救う任務では強盗の撃ってくる弾道を覚え銃を弾切れする作戦を思いつき、実行しようとした。
しかし、強盗に首を絞められる川田さんを見て、「トラウマになってほしくない」という想いから別のクリアルートを考えた。
結果的に雑誌を防弾チョッキにするという方法で銃弾を防ぎ強盗を捕まえた。(防弾チョッキにした雑誌は任務完了後、クロノが全て購入)。
ザ・リッチホテル爆弾テロ事件(任務ランクB級)の任務では爆弾を止めようとするも止められずリトライアイによる精神的ダメージが多いクロノに対しスマホンは諦めるよう説得するが、クロノは「全員助けたい!」と絶対に諦めようとしなかった。最終的には爆弾に1秒のタイムラグがあることを利用し、スーパーカーに結びつけビルの外で爆発させた。
クロノにとってのクリアルートは全員助けることであり、誰一人見捨てるようなことはない。敵や味方、人間や動物などに関わらず、生きているものは全て、怪我もない状態で助けようとする。
しかし、いざ任務から離れると、抜けた一面が多く見られる。
アカバ、レモン、スマホンとともにキャンプに出掛けた際には、テントを組み立てようとして失敗し、アカバと衝突している(スマホンからは「この人たち、リトライがないとポンコツなのかも」と評価されるほどである)。
無趣味であり荷物も少ないことから、スマホンからは「精神力を鍛えている」と誤解されたこともあった。過去編では妹のトキネがゲームをする隣で本を読んでいる描写もあったが、それが趣味だったのかどうかは不明。
住まいは巻戻士本部内の寮の一室で、隣室はアカバ。シライの真似をするアカバがいくらうるさかろうが熟睡している。睡眠時間は五時間ですっきり全回復している。
また、コーヒーも飲める。「いい豆だ」と発言していることから、ある程度豆の違いもわかると思われる。
どうでもいいことだが任務で助ける人のことは基本的にくん・ちゃん付けで呼ぶ。(特に女性に関しては年上であろう人にもちゃん付けをする)
そしてもう一つ、プロフィールではクロノの身長は166cmとなっているが#shortsの動画の速攻で身長を伸ばす方法3選では※クロノは165cmというテロップが表示されている。
(同じく#shortsで、速攻で身長を伸ばす方法3選よりも前に投稿された大事な情報だけ間違ってる殺し屋では166cmだと言われていた。)
過去
クロノが巻戻士になった理由は、CASE999(任務ランクSS)に挑むためである。
クロノはCASE999と深い関わりがあった。
4年前、当時10歳だったクロノは友達がおらず、ゴーストと呼ばれいじめられ、妹のトキネに助けられてしまった。
トキネは正義感や行動力があり、周囲からも信頼される人気者で、クロノは彼女をスーパーヒーローみたいだと評価し、自分との違いにコンプレックスを抱いていた。
そんな時、トキネが友人とともに不審者に誘拐される。
狼狽していたクロノだったが、トキネはクロノに電話し、助けるよう進言。
クロノは無理だと言ったものの、トキネの「足りないのは自信だけ」「お兄ちゃんなら絶対助けてくれる!」という言葉で勇気を出し、行動に移したことで、不審者は無事捕まる。
しかしその後、仕返しでトキネを轢き殺されてしまう。
クロノはショックのあまり、戻れ戻れと連呼する。そして次の瞬間、時間はトキネがいじめっこを追い払ったときへと巻き戻っていた。
彼らは2087年の未来からトキネを助けるためにやってきた巻戻士。
クロノはシライとともにトキネを助けようと奮闘するが、あと一歩のところで仮面の男に邪魔をされ失敗。
シライは、撃たれそうになったトキネを庇ったところで銃弾がリトライアイに当たり、時間を巻き戻せなくなってしまう。
仮面の男は、1時間後にコンサートホールで時限爆弾が爆発し2000人が死ぬことを伝える。
「2000人の命かトキネの命か選べ」
シライは迷うが、トキネは2000人を助けるよう進言。
トキネは、クロノたちが助けようとしてくれたことに薄々気付いていたのだ。
そしてシライはコンサートホールにいる2000人の人間を助けに向かう。
クロノは自分が巻戻士になって助けにくることと仮面の男を捕まえることをトキネと約束し、彼女はトラックに轢かれ、亡くなってしまった。
その後2087年に転送されたクロノは、シライの修行のもと、強い巻戻士になることを決意するのだった。
活躍(本編25話までのネタバレ)
任務成功率は現時点で100パーセント(2022年10月号付録データ名鑑より)。
「人を傷つけたくない」との理由から、武器を所有したり使い方を教わったりすることを断り、巻戻士の基本である「リトライして何度もやり直す」戦法を取っている。
また、怪我をしたりお茶を零したりといった些細なことでも巻き戻し、なるべく全員が助かると同時に笑顔で終われるようなクリアルートを目指している。
既に決まった未来を変えるのは難しいため、巻戻士が任務から撤退することはよくあるらしく(公式Twitter内設定資料ツイートより)、彼の戦法や成功率は巻戻士の中でも常軌を逸していると言える。
現時点での活躍は以下の通り(原作のみ)。
・コンビニ店員の川田さんを強盗から救出及び強盗確保(1話)
・ご令嬢のレイと共に無人島脱出(2話)
・爆弾をスポーツカーに括り付け、タイムラグを利用し窓の外へと走らせて上空で爆破、全員救出(3話)
・逃げ遅れた子犬を火事の中から救出(4話冒頭)
・ショッピングモールにて、落下する男児をターザンの要領で救出(0話)
・事故に遭う飛行機の乗客を救出(8~9話)
・アカバの運命を変え、命を救う(9~10話)
・レモンも助かるクリアルートを見つけ出し、クロックハンズ十二時ことキバクのタイムマシンを破壊(11~15話)
・シライ及びクロックハンズ十一時ことマイ=ラッセルハートの救出及びマイの確保(16~21話)
・TOTE入社試験にて、チャイヌとともに小鳥のピーちゃん救出(22話)
・TOTE入社後、エンノシタ救出(23~25話)
開眼について(⚠ネタバレ)
この先は2024年3月発売の4月号以降のネタバレがあります。
実はクロックハンズのスパイであったチャイヌの説得に成功したものの、クロックハンズ三時でありチャイヌの恩人でもあるハイドの力に圧倒される。
クロノ・ゴロー・チャイヌ全員のリトライアイは破壊とリトライを繰り返したことでエラー表示を出しており、リトライができないという状況下で、クロノは1つの選択を迫られた。
「トキネの事件の再現だ」
チャイヌの命か、TOTE入社試験に集まった試験者の命か、どちらか選ぶことを余儀なくされるクロノ。頭に浮かぶのは、トキネと別れたcase999の記憶だった。
「おれはどちらか選ばなきゃいけないのか?」
「違う!」
「両方、助けたい!」
次の瞬間、目の前にいたのはもう一人の自分だった。
クロノの開眼能力は複製(コピー)である。
この能力は、単純にクロノがもう一人増えるというものではない。
①本体のクロノが開眼を発動した場合、コピーが出現する。
②本体は、能力開眼後、望んでいたルートを辿れたとクロノ本人が認識できたときにその時間軸から一度消滅し、開眼発動時に肉体が戻り、コピーとして開眼発動時からやり直す。
つまり、
①で出現したコピー = 未来から巻き戻された本体のクロノ
といえる。