長田庚子
おさだとしこ
長田庚子とは、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の登場人物の1人。
CV:釘宮理恵
人物
やや陰のある雰囲気かつ気弱な性格で、姉の乙米に逆らえず常におどおどしている。しかし息子の時弥に対する愛情は本物で、時弥が次々代の当主候補に選ばれた事を嬉しく思う反面、時弥を利用する事しか考えていない乙米に対して終盤で声を荒げて反論する。
だがそれと同時に、一族を手中に収める野望も見せ始める。
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※以下、ネタバレ注意
殺人事件の第三の被害者。
真犯人から時麿の部屋に入った事を黙っている様に言われ、「(この一族は自分のものになるから誰であろうと)勝手は許さない」と物凄い剣幕で脅し返したところ、その真犯人に宿る妖怪の力で首を切断された挙げ句、その首を蝋燭立てに飾られた。
時麿や丙江に比べるとそこまで落ち度があったとは言えないため、その惨い死に様を不憫に思う意見も少なくない。
ただし、息子の時弥が次期当主になる可能性が出てくると権力欲に取り憑かれてきた様な姿を見せたり、そもそも夫の幻治の本性を考えると、村や一族の悪事についてはある程度黙認していた可能性も少なからずあり、龍賀家の一員らしく醜悪な本性を持っていた節も否定出来ない。
どの道終盤の展開を考えると、あそこで死ななくても結局は他の一族の人間達諸共、無残に殺される運命にあったと思われる。