人物像
CV:岩崎可苗
主人公、ラウル・チェイサーの元勇者予備校時代の同級生で、彼のライバル。
成績優秀で「オールA」のアイリと呼ばれており、ラウルも彼女を名前ではなく「オールA」と呼んでいる。
ラウルのことを気にかけており、彼に対してはいつも何かと突っかかってしまう。
アニメ版では、バニーガールになったり、水着姿で仮面を被ったりとお色気担当になっている。(笑)
実は子供の頃に両親を魔人に殺されてしまっており、そこから勇者になろうとする動機や、魔人に対する憎しみに捕らわれるようにもなっている。
しかもその憎しみは具合は尋常ではなく、アマダに潜伏していた重傷の魔人をフィノを助けようとしたのに対し
「魔人はみんな悪いやつに決まってるわ」
「いい魔人は死んだ魔人だけ。だから殺すの」
…という、暴論まで言ってしまっている(アニメ版や[[ヤングガンガン]連載版では言ってない])
しかしそれでいきなり憎まれて狙われる魔人からすれば「直接の親の仇でもないのに狙われる、とんだとばっちり」や「はた迷惑もいいところ」でるし、これでアイリが魔人を殺しても親の仇打ちや復讐にもなっていなければ、ただの八つ当たりや通り魔も同然である。
その為、作中ではラウルが「こいつにフィノが魔人だとバレたらまずい!」と事あるごとにはらはらし、終始気が気でない状況になる事も多い。
しかし、結局はどのメディアでもフィノの正体が彼女にバレてしまい、アニメ&ヤングガンガン連載版ではフィノに殺意を向けては本気で殺そうとし、それを止めるラウルと互角の一騎打ちとなった。
しかしその一騎打ちの中でラウルは、
「魔人に大切な家族を殺されたんだ。許せない気持ちも分かる。ただ… だからってフィノを殺してお前の気持ちが晴れるのか?」
「いつまでも過去に縛られて生きてちゃダメだ。俺もお前も 前を向いて歩きださなきゃいけないんだよ!」
との説得でも止まらずに、互いの最大の一撃で激突し、相打ちとなった。
…が、それでもなんとかラウルは意識があり、更なる説得(本人曰く頼み)もあり、なんとかその場は多少は収まり、後の緊急事態や合流したラムディミア・ド・アクセィメモールが魔人であり実家の剣を貸し与えるなどの助力もあって、魔人への憎悪は緩和・払拭されていった(次々色々起こり過ぎて憎んでるどころじゃなくなったのもあるだろうが)。
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