概要
主にオンラインゲームなどにはまってしまった結果、日常生活に支障を来すまでに至った人のこと。オフラインゲームはやり込みゲーなどであってもゲームクリアやコンプリートに掛かる時間が1000時間も掛かることはまず無いため、オフラインゲームで廃人となるケースはあまり多くない(但し、一部ではオフラインゲームでも廃人が生まれるケースは十分にある)。
逆にオンラインゲームの場合はゲームクリアという概念が存在せず、アップデートなどにより際限無くゲームが拡張される。また、家庭用ゲームと異なり、レアアイテムなどの入手率が非常に低く設定されていることが多く、その入手の為に莫大な時間を必要とする場合が多い。また、オンラインゲームではリアルタイムに他のプレイヤーが存在する為、莫大な時間を必要とすることがある。
その結果、ゲームにのめり込んでしまい、実生活に支障を来した人がネトゲ廃人である。廃人の程度は様々であるが、「仕事や学校を辞めてしまう」「起きている時間はほぼすべてゲームにあてる」等重篤である場合が多い。
諸外国でも深刻な問題となっており、韓国や中華人民共和国ではオンラインゲームに熱中している最中に死亡するケースも複数起こっている。これは長時間座ったまま同じ姿勢を取り続けていたことによるエコノミークラス症候群での肺栓塞や心不全によるものとみられている。2018年にはWHOから「ゲーム障害」という疾病に指定された。
その様なオンライン またはスマホゲーム廃人を特に揶揄して「SAO師」とも呼ぶ。語源は…察しろ。