概要
ペーパーマリオRPGから登場したモンスター。
嵐や伝説を呼ぶ幼稚園児とは無関係。
岩場や荒れ地などに生息する。体が石でできており、道端の岩や石像などに扮して侵入者に奇襲を仕掛ける。
石造りの体なので序盤で登場する敵の中では防御力が高いが、ほぼマリオの独力でも突破できるレベルなのであまり脅威にはならない。
地震攻撃でひっくり返すと自慢の防御力も攻撃手段さえも失い、限りなく無害に近い存在となる。
ペーパーマリオRPGではスットンとりでにのみ登場。それ以外の場所には登場しないため、コイツらを倒すと、それっきり再戦が出来ない。…代わりにハイパーシンノスケとウーロン街で戦えるので、それで我慢しよう。
スーパーペーパーマリオでは雑魚敵として普通に登場。今作ではシンエモンのカラーリングが元に戻されたため、色で完全に差別化された。
派生種
シンエモン
マリオストーリーから登場したシンノスケの上位種にあたる……にもかかわらず、正確にはこちらの方がデビューが早い。棘の有無以外は行動も性質も特に変わりはないので上位種というよりは近縁種といった方が正しい(クリボーとトゲクリボーやメットとトゲメットみたいなもの)。シンノスケ同様に防御力が高い上に体中に鋭い棘が生えているのでそのままでは踏んで攻撃することができないため、初めて遭遇する段階では攻略する手段が限られる難敵。岩に擬態して奇襲してくる点もシンノスケと同じだが、ハンマー等の地震攻撃でひっくり返る点も同じであり、ひっくり返してしまえば防御力が0になるだけでなく厄介な棘も無意味となる。
こちらは室町幕府の奉行職を務める武士とは無関係。
ペーパーマリオRPGではふしぎの森に住んでおり、そこに合わせてモノクロである(スットン砦においてドッスンのクイズに失敗すると、本編に先駆け先行登場する)。そのため、パッと見ではシンノスケにトゲが生えただけに見えるが、続編ではカラーリングが元に戻されたため、色でも完全に差別化された。
シンエモンの派生種については、シンエモンの記事を参照。
ハイパーシンノスケ
ペーパーマリオRPGに登場した、シンノスケの純粋な上位種
チャージにより攻撃力を高め、次のターンに強烈な一撃を繰り出してくる。やはり防御力が高く倒しにくいが、言ってしまえばそれだけなのと、この敵と戦う前には、シンエモン系をひっくり返せる「ジシーンアタック」のバッジが手に入るので、まだシンエモンの方が厄介に感じるかもしれない。そこまで脅威ではないだろう。
ステージ3のウーロン街には「ガンガン」という名前の個体がNPCとして登場。不愛想だが悪いヤツではなく、「ハイパーズ」というチームに所属し、闘技場にてマリオ達と対決する。