効果
その後数ターン先制(ロマサガ3は使用した際の残りJPに依存して)。
地味に攻撃が必中になるという効果もある。
ミンストレルソングの場合、使用した時点でターン終了+次ターン敵行動不可。
連発すれば敵の行動を完封することも可能な凶悪な術。
敵が強すぎてクリアできない人への救済処置、とも呼ばれる。
事実、ミンストレルソングでは公式でそう言っている。
ラピッドストリームとの併用
ロマンシングサガ2では、このクイックタイムを毎ターン連打し、敵の行動順を飛ばし続けて何もさせずに倒すという戦法で完封することができた。
必ず味方の行動が先手になる陣形「ラピッドストリーム」と組み合わせた場合、1ターン目で全滅させられるという可能性もなくなりいっそうカンペキになる。
まっとうなプレイの場合まず禁じ手なのだが、ラスボスの場合、特に初見ではこの方法に頼らざるを得ない場合が多々ある。
···が、後に発売された携帯電話版のロマサガ2の追加ボスの中には、この術を跳ね返すやつがいる。ドレッドクィーンが扱うその技名は「クイックタイム返し」。そのまんまである。
ロマンシングサガ3では1回の使用で全ポイントを消費する(=1回の戦闘で1人一度しか使えない)仕様に変更され、この「必勝法」は使えなくなった。
とはいっても相変わらず強力な術であり、使い方次第ではボスを比較的楽に倒すことも可能。
特に味方の行動の矛先を変えてくる最終ボスの最終形態ではこれがあると楽になる。
ミンストレルソングでは消費LPに注意したい。どうやっても消費LPを1未満に抑え込めないので、連発はLPと相談しよう。類似術の「オーヴァドライヴ」を代わりに使うのも手。