CV:小林恵美
概要
鏡で写したようにそっくりな双子吸血鬼の姉。妹の名前はミカゲ。鈴の音と共に現れる。性格は勝ち気で傲慢。着物を死者を表す左前に着ている。
夢を操る《力》を持つ他、「蛇の眼」という邪眼による暗示や鏡を使った幻術を得意とする。双子の妹であるミカゲと共に、「主さま」なる者のために動いており、その目的のために羽藤桂の血を狙っている。ユメイや千羽烏月と相対する存在。
一種の霊体であり、普通の物理的攻撃では倒せない。
烏月の使う鬼切りの奥義や、ユメイの持つオハシラサマの力ならダメージを与えることが出来る。
本作での依代は良月という古い鏡。これを破壊されると、存在することが出来なくなる。
以下、ネタバレ注意!!
彼女のルートにおいて、生前(1000年前)は貴族の娘「藤原望」だったが、双子として生まれたため忌み子として幽閉されて育った(平安時代の日本において、双子は「忌み子」「犬腹」「畜生腹」とされており、双子の内の一人は殺されたり里子に出されていた)ことが明かされる。
幽閉されていた屋敷が火事になった際、自由に憧れて逃亡。
その後、忌み子として幽閉された原因の一つだった病が悪化して野垂れ死にかけるがその間際に主に出会い、幽体の鬼となって現世に留まる。
本作の10年前にも封印が解かれ、主を復活させようと画策したが失敗、再封印されている。
この事件で、桂の父親が殺害されている。