CV:小林恵美
概要
姉のノゾミと鏡で写したようにそっくりな双子吸血鬼の妹。鈴の音と共に現れる。
性格は控えめかつお淑やか。
左眼を着物の袖で隠す癖がある。
夢を操る《力》を持つ他、「蛇の眼」という邪眼による暗示や鏡を使った幻術を得意とする。
双子の姉であるノゾミと共に「主さま」なる者のために動いており、その目的のために羽藤桂の血を狙っている。
一種の霊体であり、普通の物理的攻撃では倒せない。
烏月の使う鬼切りの奥義や、ユメイの持つオハシラサマの力ならダメージを与えることが出来る。
本編での依代は良月という古い鏡。
これを破壊されると存在自体が消えてしまう。
生前、双子で生まれたことから忌み子として幽閉されて育ってきたノゾミにとっては、唯一の肉親である。
しかし、両親に愛されたことからお姫様育ちであるはずのミカゲの方が姉のノゾミより博識であるなど、不審な点が見られるが……。
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【警告】これより先、アカイイトのネタバレ注意!!
「絆されましたか?」
「姉様は、もう少し主さまの役に立って下さると思ったのですが――」
「どうやら、買い被っていたようです」
ノゾミルートの終盤、桂に対して心を開きかけている姉では主の復活を果たせないと判断したミカゲは、遂に傲岸不遜な本性を露わにする。
実はミカゲは生前のノゾミこと「藤原望」の双子の妹ではなく、主が作った分霊(わけみたま)であり、主の分身のような存在だった。
一見ノゾミに従っているように見えて、主導権を握っていたのはミカゲで、良月から供給されている力の流れをコントロールしていたのもミカゲだったのだ。
実際のところ、主はノゾミを然程当てにしておらず、
いざとなったらミカゲのみで自身の復活を果たそうと思っていたようである。
「姉様はもういりません。主さまの分霊としての判断です」
と言ったのが、ノゾミがミカゲや主との決別を決める最大の要因となった。
桂&ノゾミとの最終決戦では、ノゾミに供給していた力の流れを遮断することで優位に立っていたが、ノゾミの「私は自由になりたい」という言葉を聞いた桂が良月を地面に叩きつけ、割ったことにより、消滅した。
尚、ミカゲの名前の由来は、鏡である影見から転じて見影。蛇である巳影。ノゾミこと藤原望の影である御影。
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