彼の天秤はあらゆる種類の罪を、公正に評価することができます。
概要
審判鳥はLong/Tall Bird(高鳥)とも呼ばれる、長い首に目を包帯で覆った鳥型のアブノーマリティ(幻想体)で、分類はO-02-62、リスクレベルはWAW。
管理方法
作業ダメージ属性 | 作業ダメージ量 | E-Box |
---|---|---|
PALE | 5-7 | 24 |
・作業
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 低い | 低い | 低い | 最低 |
2 | 低い | 低い | 低い | 最低 |
3 | 低い | 普通 | 低い | 最低 |
4 | 普通 | 普通 | 普通 | 最低 |
5 | 普通 | 普通 | 普通 | 最低 |
クリフォトカウンター:2
- 作業結果が普通(7-12):50%の確立でカウンター1減少
- 作業結果が悪い(0-6):70%の確立でカウンター1減少
- クリフォトカウンターが0になると脱走
管理方法は他アブノーマリティと比べて至ってシンプル。また作業結果良いの範囲が広く、基本的に高ランク職員に抑圧以外の作業をさせていれば普通以下を出すことは滅多にないので、脱走しづらいという特徴をもつ。しかし、作業ダメージはPALE属性であり、PALE属性に耐性を持つEGO防具が少ない(具体的に言うと、PALE属性に対し耐性以上を持つものはたった4種類しかなく、弱点、脆弱でないものはある例外を除いてALEPHランクのもののみである)ので、職員の育成(特に作業成功率に関わる自制)やEGO防具の準備をしっかりしていないと作業ダメージにより職員が死亡することが度々発生してしまうため注意が必要である。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
約800 | 耐性(0.8) | 耐性(0.8) | 耐性(0.8) | 脆弱(2.0) |
脱走時、審判鳥は施設を歩き回り、時々停止して天秤を持つ。その後天秤が傾き、同じ部屋にいるすべての職員に30-40のPALE属性のダメージを与える。
一応この攻撃の発生頻度は高くなく、攻撃モーション開始からダメージ発生までの間隔が長いので、その間に職員を別の部屋に移動させて回避することができるが、作業ダメージ同様耐性持ちの防具が少なく、用意しづらいので持っていない場合は注意。
EGOとギフト
EGO武器
EGO名 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃頻度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
ジャスティティア | ALEPH | PALE | 2-4 | 普通 | 中距離 |
EGO防具
EGO名 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
ジャスティティア | ALEPH | 耐性(0.5) | 耐性(0.5) | 耐性(0.5) | 耐性(0.5) |
ギフト
名称:ジャスティティア
効果:移動速度、攻撃速度が3上昇し、抑圧作業の成功率が6%上昇する。また、隠し効果として火の鳥の攻撃による作業速度低下を無効化する。
このアブノーマリティはリスクレベルがWAWであるにもかかわらず手に入るEGOは武器・防具ともにALEPHランクである (ALEPHEGOを手に入れられるリスクレベルWAWのアブノーマリティは審判鳥以外にあと一体しかおらず、しかもそのアブノーマリティは武器のみALEPHで防具はWAWである)。
武器は数少ないPALE属性攻撃で、一見ダメージが小さいものの、一回の攻撃で5回ほど攻撃判定があるので、PALE属性に対し弱点・脆弱な敵が多いのもあって数値以上の攻撃性能を持つ。また、時々溜めてから3回ほど強く切りつける攻撃を発動することがある。
防具は全属性のダメージを半減する効果があり、PALE属性に対する耐性もあるので汎用性はかなり高く、これをしっかり育成した(勇気、慎重、自制、正義のすべてがランクV)職員に装備させればある特定の状況下を除いてどんなアブノーマリティの作業も死亡することなく行うことができる(ただしステータス次第で職員を殺害するアブノーマリティ等は除く)。
ストーリー
審判鳥はもともとは黒い森の監視者として、大鳥や罰鳥と暮らしていた。
恐ろしい怪物が森を滅ぼすという預言を聞いてから、森を守るためにどんな罪でも測る黄金の天秤を作り出した。その天秤は片方が常に大きく不公平なものである。しかし審判鳥の目は包帯で塞がれているため気づいていない。もしくは気づかないふりをしていると思われる。
またかつての審判鳥は何でも見抜く目と輝く羽を持っていたとされる。しかし森を守るためにその目は大鳥に渡し、羽は長い間太陽の光を浴びなかったために全て消えてしまったという。
やがて審判鳥達は森の守りを確固たるものにするために、ある策を講じた。
……その後、どのようにして彼らが収容されたかは不明である。