プロフィール
国籍 | アメリカ合衆国 |
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出身 | カリフォルニア州 |
生年月日 | 1992年4月26日 |
身長 | 200.7cm |
体重 | 127.9kg |
投球 | 右投げ |
打撃 | 右打ち |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2013年MLBドラフト1巡目追補 |
経歴 | リンデン高等学校→カリフォルニア州立大学フレズノ校→ニューヨーク・ヤンキース(2016~) |
概要
アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロ野球選手(メジャーリーガー)。
高校時代から野球の他にアメフト、バスケットボールもプレーし、特にアメフトでは強豪ノートルダム大(アイシールド21でも名門の代名詞として登場)などを含む多数の大学から勧誘を受けていたが、本人の一番好きな野球の道を選んだ。
なお、高校時代は投手としても高い評価を得ていたが、元々打席に立ってホームランを打つ方が好きだったことや、体を壊すリスクを考えた上で、プロ入り後は打者1本に専念する道を選んだ。
現在は、MLBの名門チームであるニューヨーク・ヤンキースに所属。
新人最多となるシーズン本塁打記録を2017年に、アメリカンリーグのシーズン最多本塁打記録を2022年に更新している。
このうち、2022年のシーズン最多本塁打記録更新は特筆に値する記録とされる。というのも、現在のメジャーリーグで一番重視される点はドーピング疑惑と無縁のナチュラル選手としての記録であるという点であり、その点で限りなく黒に近い灰色のドーピング疑惑のあるマーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリー・ボンズとは一線を画す。この点がアメリカ球界で大きく評価され、同年に投打のW規定到達というこれまた前代未聞の偉業を達成した大谷翔平との熾烈なMVP争いを制して、メジャーMVPの座を勝ち取った。
余談
MLBの中でも一際目を引く巨漢ながら、穏和な性格の持ち主として知られる。ファンサービスやマスコミ対応も良く、スタジアムでは子供とキャッチボールを行うジャッジの姿がよく見られる。それ故メジャーリーガーでも人気はトップクラスに高く、ユニフォーム売り上げでは近年全体1位を独占し続けている。
生後間も無く、養子として教師の夫妻の元に引き取られたという過去を持つ。両親とは良好な関係を築いており、今でも彼のインスタグラムには両親とともに写った写真が上げられている。
同時期に活躍していた大谷翔平とは、2022年にMVPの座を争ったことから、日本のファンやメディアからは大谷のライバルのように扱われることもしばしば。実際、ジャッジが大谷からホームランを打ったり、度々大谷のホームラン性の当たりをギリギリでキャッチしたり(所謂ホームランキャッチ)、2022年のシーズン後半での直接対決ではド派手なホームランの打ち合いを繰り広げたりと、両者の間には色々と因縁めいたエピソードも多い。
もっとも、ジャッジ自身は「大谷やトラウトは自分よりも上だ」と発言する等、投打の両面で活躍する大谷に対してリスペクトを持っている模様。投手としての才能も秘めながら、プロ入り後は打者に専念したという経歴を持つジャッジだからこそ、大谷の現在の活躍には色々と感じ入るものもあるということなのかもしれない。