概要
『原神』に登場するアザラシ型の「原海アベラント」。主にフォンテーヌの水域に生息している。
初めてその姿が公開されたのは「Ver.3.8『涼夏!楽園?大秘境!』予告番組」の末尾、フォンテーヌの先行予告のワンシーン。
Ver.3.8「涼夏!楽園?大秘境!」予告番組
地上と水中のどちらにも生息しておりサイズも様々。地上ではお腹を上にして寝っ転がっており、尻尾を気怠げに叩きつけて攻撃する。
水中ではゆったり泳いだり仲間と戯れたりしていることが多く、攻撃するときは腹を叩いて音波を飛ばす。なお水中でも、地上にいるときのように寝っ転がっている個体が存在する。
どちらにしろ基本的にプクプク獣側から攻撃を仕掛けてくることはない。
ドロップアイテムは他の原海アベラントと同じく「異海の露」及びその上位素材。
しかしプクプク獣のどこか気怠げながらも愛らしいその姿から、一部ユーザーからは「倒したくない」とコメントが上がることもしばしば。
特殊な個体
プクプク獣亜種
旅人が力を借りられる「原海アベラント亜種」の1種類。正面に音波を飛ばす。長押しすると音波を連続で飛ばすことができる。
相手への攻撃が可能だが、他には「こだまホラガイ」を起動させたり、周囲の見えにくいものを探したりするときに使うこともできる。
またスキルは長押しでも1回の攻撃と見做されるため、「◯回以内に全てのぽよぽよフルーツを破壊する」ミッションの難易度を著しく落とすことが可能。
隠者の王、消えゆく老兵
フォンテーヌの水中に生息する紫色の体をしたプクプク獣型の「地方伝説」。いわゆる強敵エネミー。
どちらも戦闘開始とともに姿を消し、音波を放って攻撃してくる。音波のダメージは普通のプクプク獣より遥かに大きく油断できない。
戦い方としてはプクプク獣亜種のスキルを使い、隠れた相手に音波を当てて見つけ出すこと。見つかった相手はしばらく動けなくなるため攻撃のチャンスが生まれる。
「ウーウーブドウ」
フォンテーヌ科学院の職員が海中にあるアクアリウムで保護していたプクプク獣。職員からは「ウーウーブドウ」と呼ばれていた記録が残されている。
長らく餌が与えられていないのか旅人とパイモンが発見したときにはかなり弱っており、しばらくの間は旅人が度々アクアリウムを訪れて面倒を見ることになる。
その後は次第に活気を取り戻し、旅人の指示を聞いてバク転したり、アクアリウムの外の他のプクプク獣と共鳴したりする場面も見られるようになる。
最終的には大きく成長し、パイモンから「ウーウー大ブドウ」と改めて命名。仲間と共に大海へ旅立っていった。
なお大海へ旅立っていった「ウーウー大ブドウ」と再会するイベントが1度だけ発生する。
余談
フォンテーヌ邸においても原海アベラントの代名詞的な存在のようで、街ではかつて「プクプク獣に変装した怪人がクロックワーク・マシナリーに見逃されてしまった」という内容の小説が流行ったことがある模様。
実際にはクロックワーク・マシナリーがそんな怪しいものを見逃すわけがなく、あくまで小説内のみでの設定だったのだが、それを真に受けて自然生物や魔物などに変装した怪人たちが一斉逮捕されることになってしまったらしい。
そして同じくこの設定を真に受けたNPC、レピーヌ・ポーリーンは莫大な予算を注ぎ込み「画像認識」を研究することになるのだが、最後にはシャルロットに真相を告げられてしまい、錯乱してしまうことになってしまった。
とはいえレピーヌ・ポーリーンの発明したレンズ自体は良質であったため、シャルロットは他の活用方法があると提示し彼女をフォロー。レピーヌ・ポーリーンは活気を取り戻した。
鹿野院平蔵のCVを務めており、同時に大の動物好きである井口祐一は、3周年記念キャストコメントでプクプク獣及びアザラシのことについて語っていた。
【原神】3周年記念キャストコメント 井口祐一(鹿野院平蔵 役)