ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

サラスヴァティーの編集履歴

2012-10-07 07:14:36 バージョン

サラスヴァティー

さらすばてぃー

インド神話の女神。梵天ブラフマーの配偶神とされている。弁財天の元になった神様。

つづりはSarasvati。名は「水(湖)を持つもの」と言う意味がある。

芸術、学問などの知を司る女神である。元来はインド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』において、聖なる川、サラスヴァティー川(その実体については諸説ある)の化身であった。流れる川が転じて、流れるもの全て(言葉・弁舌や知識、音楽など)の女神となった。

4本の腕を持ち、2本の腕には数珠とヴェーダ、もう1組の腕にヴィーナと呼ばれる琵琶に似た弦楽器を持ち、白鳥または孔雀を乗騎とする姿で描かれる(或いは蓮華の上に座するとも)。


梵天ブラフマーにより、当初は娘として創造された。が、あまりの美貌故にブラフマーはサラスヴァティーに一目惚れしてしまい、娘では無く妻として存在するよう懇願した。創造主の懇願に驚き逃れるサラスヴァティーを常に見ようと、ブラフマーは自らの前後左右の四方に顔を作りだし、さらに天を飛んで逃れようとしたサラスヴァティーを追う為に、4つの顔の上に更に5つ目の顔(後にシヴァに切り落とされる)を生み出した。その執拗な求婚から逃れられないと観念したサラスヴァティーは、遂にブラフマーと結婚する。

ブラフマーとサラスヴァティーの間には、人類の始祖・マヌが誕生した。


後に仏教伝来時に金光明経を通じて中国から伝えられ、日本の土着信仰と結び付き、弁財天として新たな信仰を集めた。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました