エミルクロニクルオンライン(ECO)に登場するPET装備の一部、もしくはNPCのことである。
キャラクターとしての守護魔
何かを守護することを存在理由とする存在で、他にも新しい季節を導く、何かの使いであるなど様々な噂が確認できるが、その実態は定かではない。
ECOにおいては、2011年に実施されたイベント「ヒトトセのフシギなたまご」中にNPCとして登場する。
守護魔たちはダウンタウンの地下に存在する「フシギなたまご」を守護する存在とされ、プレイヤーは「フシギなたまご」を巡るさまざまなイベントを通してその謎を解明していく。
このイベントは1年通した連続イベントとなっており、謎の一部はこのイベントにて明らかになったが、すべての謎が解明されたわけではない。
また、2012から実施される新たな連続イベント「アルマたちと絆の樹」にてハートメイト(フシギなたまごを通して心の力を具現化し、守護魔が人の姿をとったもの)として再登場している。
アイテムとしての守護魔
入手方法
守護魔はペットアイテムとしても実装されており、かわいくてハートフルな見た目から需要が高い。
しかし、一部を除く(これらについては個別項目に記述する)多くの守護魔はECOくじ(1回リアルマネー500円)でのみ入手可能であり、さらにそのどれもが最高位の1等に設定されている。
そのため非常に入手しづらいアイテムとなっており、先述の需要の面もありゲーム内において非常に高額で取引される(これは2012年から順次実装中のアルマ・モンスターも同様である)。
装備して連れ歩く
ペットアイテムである守護魔は装備することでその守護魔を連れ歩くことができる。
ネコマタ等の他のペット同様に様々な場面で賑やかに話しかけてくれる他、様々なスキルで援護をしてくれるため、戦闘においても活用できる。
ただし、スキルの使用はまったくの気まぐれで、ネコマタたちと違いHPの成長も悪くペイロードやキャパシティも増えないほか、ペットそのものに能力の限界があるため、使いどころは限られてしまう。
2011年12月下旬のアップデートにより、ウルゥを除く(後述)守護魔についてユニオンペットシステム(2011年11月実装・ECO公式参照のこと)が適用されたため、今後は守護魔の戦闘での活躍の機会がより増えるかもしれない。
飛空庭に設置
ペットアイテムは飛空庭(プレイヤーが家具等を設置してコーディネートできる空間。マップ移動にも使用できる)に設置することができる。
設置した後に話しかけることができ、ペット装備時と同様に賑やかに話しかけてくれる。守護魔同士の関係を窺い知ることができる話もまれに存在する。
キャラクターが飛空庭に出入りしても話しかけてくれるので、ペットに戦闘させず、留守番として飛空庭に置くプレイヤーも多い。
卵の部屋の守護魔と会話
先述のイベント「ヒトトセのフシギなたまご」に参加したプレイヤーは、ペットとしての守護魔を装備し、卵の部屋に出向いてそこにいる守護魔に話しかけることで、守護魔同士の掛け合いを見ることができる。
守護魔同士の関係を垣間見ることができる他、装備している守護魔の新しい一面が見れる場合もあるため、守護魔を所持するプレイヤーは必見である。
「アルマたちと絆の樹」の場合も、守護魔の○○ハートを装備しアミスの飛空庭に行くことで、同様のことが行える場合がある。
守護魔の種類
守護魔には複数の種類が存在する。以下に列記するが、詳しくは各自情報を収集するか守護魔を所持するプレイヤーに聞くといいだろう。
守護魔・ムツキ
ECOくじ「あけおめ兎年」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~一の章・ムツキとイタズラウサギ」に登場。
また、ECOくじ「初春の巫女」1等賞品・イベント「アルマたちと絆の樹~1時間目:はじめてのおともだち」にムツキのシャーマンハートとして再登場。
記念すべき守護魔の一番手である。ウサギさんをモチーフにしている上に巫女装束に身を包んでいる。月の精とも言われているがその実態は定かではない。
真面目で丁寧な性格で、趣味は「お祓い」であるが、少々ドジなところもあり、イベントでは力の源である大事なお札をイタズラウサギ達に盗まれるという失態を演じてしまう。
なお、前張りをしてるらしいのでそっちの趣味のみなさんも興奮ものである。
御勤めの都合上、肉が食べられないようだ。
表記ゆれ:守護魔ムツキ
守護魔・キサラギ
ECOくじ「ハンドメイド・バレンタイン」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~二の章・キサラギとヤヨイと春を告げる鳥」に登場。
また、ECOくじ「令月の盗賊」1等賞品・イベント「アルマたちと絆の樹~2時間目:まごころのおくりもの」にキサラギの盗賊ハートとして再登場。
小悪魔をモチーフにしている2人目の守護魔である。魔力の源とも言われているがその実態は定かではない。
趣味は「恋バナ」で、オトナの恋についてイロイロご指南してくれるとのことだが、実は耳年増なだけでその知識は実体験に基づいていないという致命的な弱点(と萌えポイント)がある。
一方、興味がないことにはぞんざいで、イベントでは冬将軍による暗躍を受けて春の到来を遅らされてしまい、後述のヤヨイから叱られる羽目となる。
ロウゲツに憧れており、兄様と呼んで片思いしているが、相手にされていない。
守護魔・ヤヨイ
ECOくじ「アジアンファンタジア」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~二の章・キサラギとヤヨイと春を告げる鳥」・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~三の章・ヤヨイとウヅキと謎のニンジャ」に登場。
また、イベント「アルマたちと絆の樹~3時間目:だいじなきもち」にハートメイトとして再登場。
パンダをモチーフにしている3人目の守護魔である。春を導くとも言われているがその実態は定かではない。
イベントでは不甲斐ないキサラギを叱ったり、後述のウヅキを疑ったりしているが自身もなぜか本来の目的を忘れ、温泉の守護魔にされてしまっていた。
なんだか、いまいち頼りない体育会系クラス委員長タイプ。ついでに負けず嫌い。
表記ゆれ:守護魔ヤヨイ
守護魔・ウヅキ
ECOくじ「風雲!アクロニア学園」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~三の章・ヤヨイとウヅキと謎のニンジャ」に登場。
犬をモチーフにしているらしい4人目の守護魔である。出会いを導くとも言われているがその実態は定かではない。
イベントでは学校の平和を守るために巨大な悪の陰謀と立ち向かい、「引き裂かれたかつての友と戦う」と思いこんでいた。
……と思ったら、どうやら常日頃からそういう設定を自身に課し、役を演じる痛い子(中二病)のようである。また他人に愛称を付けるのも好きなようだ。
ロウゲツの次に年長とのことである。こんなんで大丈夫か守護魔。
守護魔・サツキ
ECOくじ「フェアリーテイル」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~四の章・サツキと海賊」に登場。
妖精をモチーフにしているらしい5人目の守護魔である。新緑の風を導くとも言われているがその実態は定かではない。
典型的なツンデレキャラ。イベントではなぜか壷に閉じ込められてしまっていた。
年上と思われる存在にも容赦なく毒舌で人の心を引き裂いていく。心に余裕を持つことが大切である。
ちなみに愛称は「サッちん」だが、本人はそう呼称されることを嫌う。
「サッちん言うな!」
守護魔・ミナヅキ
ECOくじ「プレシャスウェディング」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~五の章・ミナヅキとフミツキと愛の大三角形」に登場。
狐をモチーフにしている6人目の守護魔である。穏やかな雨を導くとも言われているがその実態は定かではない。
ゴスロリファッションに身を包んで、イベントでは失恋によって断たれた絆や想いを背負う役目をしていた。
絆を守護しつつも自分自身の運命の相手には「本妻です♪」ととことん尽くすというある意味破壊力たっぷりの設定ゆえに、実装当初は守護魔人気No.1を誇っていた。
現在もゲーム内の銀行で預かりきれないほどの大金が取引に必要であるなど、その入手難度はトップクラスである。
ちなみにアルマイベントにて本来は白を基調とした姿であることや、不幸な自身に酔っている節があることを指摘されている。また言いまわしが抽象的なのでウヅキとは気が合う模様。
表記ゆれ:守護魔・ミナヅキ
関連タグ:ミナヅキの裸エプロンハート
守護魔・フミツキ
ECOくじ「夢見るアクアマリン」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~五の章・ミナヅキとフミツキと愛の大三角形」に登場。
蛸をモチーフにしている7人目の守護魔である。夏を導くとも言われているがその実態は定かではない。
純真でまだまだ思考が幼くて無邪気である。かなりの食いしん坊で、食べることが思考の中心に常に来ている。
その見た目のインパクトやわかりやすい口調・デフォルメされた顔の文字での表現のしやすさから、ECO内で知らないプレイヤーはいないほどである。
アルマイベントではロウゲツ監督の下、立派なレディーになるため修行中らしい。
守護魔・ハヅキ
ECOくじ「エレクトロメモリーズ」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~六の章・ハヅキとナニカガスムイエ」に登場。
子猫+機械をモチーフにしているらしい8人目の守護魔である。夏雷を引き起こすとも言われているがその実態は定かではない。
ちょっと臆病でおっとりしているが、賢さは守護魔中でもかなりのもので、武装も地球が破壊できるかもしれないキャノン砲があるなど物騒。
生まれたばかりのウルやルゥ(後述)を除くと守護魔中でも最年少で、唯一フミツキから呼び捨てされる。
守護魔・キクヅキ
ECOくじ「古の大和神話」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~七の章・キクヅキと月の姫君」に登場。
オコジョ(イタチの一種)をモチーフにしているらしい9人目の守護魔である。夏の終わりと秋の訪れを告げると言われているがその実態は定かではない。
活発だけど甘えん坊な男の子であり、「父さん」と呼ぶオコジョと一緒にいる。
天然ジゴロでウルとルゥ(後述)から淡い恋心を向けられていたこともある、なかなかのやり手。
ちなみに「父さん」と呼ぶオコジョは先代の守護魔「ナガツキ」であることがアルマイベントにて明かされた。こちらもかなりのイケメンである。
守護魔・カミア
ECOくじ「ホーリーハロウィン」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~八の章・カミアとカンナとフシギなふたご」に登場。
天使をモチーフにしているらしい10人目の守護魔である。カンナとは二人で一人の守護魔。神の使いと言われているがその実態は定かではない。
ふたりのうち翼が白い方で、ほがらかな笑顔が可愛い女の子。いつもカンナと一緒に活動しており、とても仲良しである。ちなみにこちらの方が性格は素直で怖がり。
飛空庭に置くとカンナにくっつきすぎだと注意しているが、カンナが改善する兆しは今のところない。
守護魔・カンナ
ECOくじ「ホーリーハロウィン」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~八の章・カミアとカンナとフシギなふたご」に登場。
悪魔をモチーフにしているらしい11人目の守護魔である。カミアとは二人で一人の守護魔。悪魔の使いと言われているがその実態は定かではない。
ふたりのうち翼が黒い方で、ほがらかな笑顔が可愛い女の子。いつもカミアと一緒に活動しており、とても仲良しである。ちなみにこちらの方が性格はやんちゃで悪戯好き。
カミアに対する気持ちはもはや禁断の愛の領域に達しているとかいないとか。
守護魔・シモツキ
ECOくじ「森の中の童話」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~九の章・シモツキとたまごの破壊魔」に登場。
狐をモチーフにしているらしい12人目の守護魔である。華麗で高貴な守護魔と言われているが(シモツキ談)その実態は定かではない。
自信過剰で多少高飛車なところのある女の子である。少々頭が弱く、他の守護魔に騙されていることが多々ある。
特に「泥船に乗ったつもりで」は好きな言い回しなのか、よく言って辺りを微妙な空気にするらしい。
サツキをライバル視しており、よく挑発するが、たいていの場合は逆にひどい目に遭う。
守護魔・ロウゲツ
ECOくじ「クラシカルサーバント」1等賞品・イベント「ヒトトセのフシギなたまご~十の章・ロウゲツとひらかれるこころ」に登場。
烏をモチーフにしているらしい13人目の守護魔である。何事も完璧にこなせる守護魔と言われているがその実態は定かではない。
見た目は若そうだがその実今までに登場した守護魔の中では最年長だという執事姿の男性である。
イベントではウルをうまくやり込めて反省させ、ウルゥ誕生に繋げた。
嘘を言うなど主人からの忠実に命令を守るタイプではないが、主人のことを誰よりも考えている……はずである。
守護魔・ウル
イベント「ヒトトセのフシギなたまご~五の章・ミナヅキとフミツキと愛の大三角形」~「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」に登場。
また「アルマたちと絆の樹」イベントで装備していると会話が追加されることがある。
新たに生まれる守護魔の半身であり、イベントでは話題の中心として暴れまわっていた存在であるが、時に手助けをしてくれたりと気分しだいの行動が目立つ。ウルの妨害行動もムツキの時はムツキが落したお札を拾い、それをもっと欲しいと思っての行動であったり、ヤヨイの時も温泉の守護魔と言う幻術をかけたのはヤヨイがたまたま温泉にいたからそういう風にしただけであり、その幻想を受け入れたのはヤヨイ本人だったりと結果的に妨害になったという部分がある。ルゥと合体することで真の能力を発揮する。
口調は腕白な少年っぽいが女の子らしい。無知であり、それだけに怖いもの知らずであったが自分の半身であるルゥに対して一途すぎる執着を持ち、そのためならば自分の全てを犠牲にするのも、自分自身と言う存在を捨てることさえ厭わない。
そのため11月のイベントで自身の全ての思い出を犠牲にしてルゥを手に入れようとするも失敗。思い出をすべて失ってなお手に入れられなかった失意の中でルゥのために自分の存在までも捨てて消滅してしまったが、12月のイベントでロウゲツの策によって復活した。
イベントの中では直接的な戦闘こそ無かったが基本的に敵として登場する機会が多かったが、ウルの存在は現実世界の不条理さの象徴と言った感じで、いうなれば現実世界の不条理さを教えるための必要悪といった感じである。
「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」をクリアすることにより、後述のルゥと一緒に入手することができた。
守護魔・ルゥ
[pixivimage:]
イベント「ヒトトセのフシギなたまご~八の章・カミアとカンナとフシギなふたご」~「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」に登場。
また「アルマたちと絆の樹」イベントで装備していると会話が追加されることがある。
新たに生まれる守護魔の半身であり、卵の中で保護されていた。ウルと合体することで真の能力を発揮する。
外の世界に怯えていたがウル、そして守護魔たちおよび「ヒトトセのフシギなたまご」イベントを通じて知り合った多くの人々、そしてなによりプレイヤーキャラクターたちの見守る中、ついに外の世界に飛び出すことを選択した。それでもやはり怖がりなのであるが。
なお、10月のイベントでプレイヤーキャラクターなど様々なキャラクターに変身して卵の外に出ていくがプレイヤーキャラクターに呼び戻される形で戻ってくる。その際にウルにルゥという名前とウルとよく似た外見を与えられてルゥという自我を獲得する替わりに無限の可能性を失う。
「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」をクリアすることにより、前述のウルと一緒に入手することができた。
守護魔・ウルゥ
イベント「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」に登場。
また「アルマたちと絆の樹」イベントで装備していると会話が追加されることがある。
何らかの獣(竜?)をモチーフにしている14人目の新たな守護魔である。前述のウルとルゥは元来ウルゥの半身である。新しい年を導くといわれているがその実態は定かではない。名前の由来は閏年(うるうどし)からきていると思われる。
生まれたばかりではあるがおちついた大人の女性的なメンタリティを見せ、ほとんどすべての守護魔をやりこめられる他、ペットとしての戦闘性能も段違いである。(ウルとルゥの成長分を含むステータスの合計値を加算した数値が適用される。反面いくつかシステム上制限がある。)
「ヒトトセのフシギなたまご~終の章」をクリアすることにより入手したウル・ルゥを合体させることでウルゥになる。
なお、分離できる理由はウルが長期間卵から出ていた上に一度消滅してしまったために合体が不安定になってしまっているかららしいが、別に合体に制限時間があるわけではない。
10月のアルマイベントで先史文明の遺産の一つらしいことが明らかになるが…。
守護魔・カナデ
CD「6thアニバーサリーメモリアル コンプリートサウンドトラック」の特典として登場。
「ヒトトセのフシギなたまご」には登場していないが、「アルマたちと絆の樹」イベントで装備していると会話が追加されることがある。
猫をモチーフにしているらしい15人目の守護魔である。はるか昔から音楽や歌、歌舞音曲に関わる人々・芸事の守護魔。ただし、代替わりをしており当代はまだ未熟なところがある6代目。
守護魔唯一の巨乳要員で、その大きさは他を圧倒する上、なんとモーションで揺れる。少々百合っぽい気があるらしい。
「エミル・クロニクル・オンライン 6thアニバーサリーメモリアルサウンドトラック」に付属しているアイテムコードにより入手可能である。ただし、有効期限は2013年12月末までなのに注意のこと。
守護神・ナガツキ
正確には「ナガツキの守護神ハート」であり、魔法のスタイリストからもらった「晩秋紅葉」使用後、キクヅキの守護魔ハートのアイテム詳細ウィンドウの「change」ボタンで入れ替わることで入手できる。
守護魔誕生以前から存在する精霊のようなもので、守護魔とは違うので守護神と自称している。
性格は少々枯れているが豪快で面倒見がよく、好々爺と言った感じ。
昔はつれ(妻)がいて性格はハヅキ似の良妻賢母だったらしい。キクヅキを生み出す際に自身の精霊としての格と共に失ったらしい。
pixivにおける注意
pixivにおいて「守護魔」とはECOのそれだけでなく他の世界の「守護魔」にもタグがついている可能性があるので、検索するときにはECOもしくはエミルクロニクルオンラインと一緒に検索するといいだろう。