かつてメキシコ帝国だった地域の一部が様々な戦争を経由して、1838年に独立。
中南米の中でも豊かな方の国であったが、90年代以降は
麻薬の蔓延による治安悪化が進んでいる。
スペイン語が公用語で、カトリック信徒が多い。
1949年に憲法により常備軍を廃止している。
しかしこれは本当に軍備を廃止したのではなく、その分警察が軍隊としての
役割もかねており、治安警備隊は対戦車ロケットなどの武器も装備している。
その他にアメリカと密接な関係を持ち、実質的に軍事面でもアメリカに頼っている。
しかし日本の一部評論家や市民団体の間では未だに「コスタリカは軍隊を捨てた平和な国」という実情とかけ離れた言説が蔓延している。