概要
長野県松本市の松本駅から同市内の新島々駅までを結ぶ14.4kmの鉄道路線で、1921年に筑摩鉃道によって松本駅〜新村駅間が開通したのがルーツ。
終点の新島々駅は上高地・乗鞍方面などへのバスが発着し、観光客や登山者の拠点となっている。かつては新島々駅から1駅先の島々駅までの区間を有していたが、1983年の台風の影響で不通となり、以後そのまま復活することなく廃止となった(駅前が手狭で、新島々駅のようにバスターミナルが新設できなかったことも影響している)。また島々駅から先は龍島までの敷設計画も存在していたが、昭和恐慌などの影響で頓挫している。
駅案内表示・駅や車内での案内放送ではアルピコ交通の社名は使わず、旧社名である松本電気鉄道からの慣習により「松本電鉄上高地線」の名称が現在も併用されているのが特徴。
※有=有人駅、委=委託駅、無=無人駅
関連タグ
渕東なぎさ(上高地線イメージキャラクター)
D51…奈川渡ダム建設の際に松本駅から渚駅に設けられたヤードまで乗り入れたことがある。