概要
2012年3月に開催されたイベントで登場した、アルピコ交通(松本電鉄)上高地線のイメージキャラクター。上高地線の知名度向上や利用増を目的として設定された。
キャラクターデザイン・イラストは同社の女性社員で、つまり自社で内製されたキャラクターである。
身長は152cm、血液型はB型。
両親と姉と妹の5人家族で、リンゴ農家の祖父がいる。
趣味はイラストを描くことだが、高校時代はバトン部に所属していた。
好きな食べ物はリンゴ・スイカ(沿線の波田はすいかの産地である)・ワッフル。
cv.新田恵海
高校生の時にボランティアとして上高地線に関わり、鉄道の仕事に憧れを抱く。
高校卒業後,アルピコ交通に入社した。
現在は新村駅の駅員(という設定)。
当初用いられたイラストは、目にハイライトが入っておらずヤンデレを思わせる雰囲気であったが、途中から2025年現在も使用されているデザインへリニューアルされた。旧デザインのイラストは、後述の駅名標のほか、列車に装着されるヘッドマーク、過去に発売されたグッズや乗車券等で見ることができる。
活躍
名前の由来となった渚駅の駅名標は、彼女のイラストが描かれたものが使用されている。
2013年3月20日からは、彼女のイラストを3000系電車へラッピングした「なぎさTRAIN」が走り始めた。これに関連して、当該車両の鉄道模型キットがバンダイのBトレインショーティーと出版社・ネコパブリッシング(グリーンマックス製キットに塗装を施したもの)から発売された。
2024年には老朽化により、新しく入線した20100系へと代替され、「2代目なぎさTRAIN」として活躍している。こちらはクラウドファンディングを用いてラッピング費用が調達されており、先代とは異なる装飾となっている。また、こちらもトミーテックより鉄道模型として製品化された。
上述のとおり、彼女は「鉄道むすめ」シリーズの一員ではないが、積極的にコラボしている。
まず「トレインステッカーVol.4」でコラボ登場(参照リンク)しており、続いてクリアファイルVol.3にも登場した。毎年開催されている鉄道むすめスタンプラリーにおいても、ゲストとして登場するなど、上高地線PRキャラクターとして全国的に活躍している。
なお、姫宮なな等とは異なり、そのままのイラストで登場しているのが凄いといえる。
フィギュアとしては、長野県の模型メーカーPLUMからデフォルメタイプのものが製品化されていた(2025年現在は、ほとんど取扱なし)。
同じ県内における私鉄のPRを行うものとして、上田市の上田電鉄別所線存続支援キャラクターの北条まどかとのコラボ企画も展開されている。
関連リンク
台詞の語尾に「~っ」をつけることが多い。
関連タグ
松本あずみ:「バスむすめ」シリーズに登場するアルピコ交通の前身である松本電気鉄道所属という設定のキャラクター。
有明あかね:こちらもアルピコ交通内製キャラで、コミックマーケット開催時の臨時バスのポスター等で登場している。
SHIROBAKO:24話に初代なぎさTRAINが登場している。本放送時は作画ミスにより車両細部がおかしなことになっていたが、DVD版などでは修正されている模様。