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プロフィール

名前フォン・ライカン
レアリティS(恒常)
所属ヴィクトリア家政
性別男性
使用武装機械脚甲
属性/タイプ氷/撃破
CV小林親弘

概要

スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。

家事代行派遣会社「ヴィクトリア家政」の筆頭社員で、現場の執行責任者を務めている。

作中でシリオンと呼ばれる亜人/獣人種族のひとりで、オオカミの遺伝子を持つ。いわゆるケモノを彷彿とさせる容姿が特徴の男性。

執事の格好をしており日常的な雑務から接客まで幅広くこなせるが、実態は雑用係ではなく、会社の顧客である政治家や金持ちといった富裕層からの依頼(家事)を代行する凄腕の雇われエージェント。

その高い戦闘技術を生かした外敵駆除のほか、スパイ、機械の整備、飛行船の操縦など文字通り何でもこなす。同社でも随一の敏腕である事から、公式サイト曰く”顧客が最も信頼する執事”と専らの評判。

高い知性と教養を備えた紳士で、気品ある言葉遣いと物腰柔らかな振る舞いで顧客をおもてなしする。会社のイメージに配慮してか、一般市民やカリンを通じて知り合ったプロキシ兄妹など顧客以外の相手でもこの姿勢は崩さない。ただ身内相手だと普段より若干砕けた口調になる。

無論、顧客の私有地を荒らす侵入者には威圧的な態度でけん制して退去を促すなど、エージェントとしての実力もトップクラス。

「両手はお客様への奉仕のため」というポリシーを持ち、それを示すよう戦闘では手を汚さない足技を中心に戦い、冷気を纏った機械脚甲を武器に顧客の障害を的確に「清掃」する。

部下たちを指導する上司としての一面もあり、なかなかドジが直らないカリンや、殺人料理を振舞うリナ、客に対して無礼なエレンなど、彼女たちの個性的な行動に頭を抱えることもしばしば。

そんな彼も、ヴィクトリアに拾われる前の若い頃はそこそこ荒れていた様で、現在でも一分一秒を争う鉄火場ではそうした熱い面が顔を出す。またインターノットのスレ立てやスラングといった若者文化には少々疎く、困った時には10代のエレンやカリンに助けてもらっているそう。

能力と戦術

恒常S級の一人で、初期実装組の中では貴重な撃破タイプのエージェント。

強力な効果を持つ氷属性、特定のコンボルートを要求されない扱いやすさ、優秀な特殊スキル&デバフ持ちと敏腕執事の名に恥じない性能の持ち主。

運よく入手できた際にはとても頼りになる戦力になってくれることだろう。

スキル

  • 通常攻撃「月下遊猟」

最大5段。そのままだとただの物理攻撃だが、通常攻撃ボタンを長押しすることで威力とブレイク倍率がアップし氷属性となったチャージ攻撃を繰り出すことが可能。

チャージ時のブレイク倍率はかなりのもので、後述するコアパッシブの効果も加わることで雑魚敵であればチャージ攻撃を数発当てるだけでブレイク状態にしてしまうほど。

  • 特殊スキル「狩人の刻」

「さあ、狩りの時間です!」

前方に連続蹴りを放ち、氷属性ダメージを与える。

通常攻撃と同じくボタン長押しでチャージが可能であり、威力とブレイク倍率がアップする。

また、スキル発動中は中断耐性もアップするため敵の攻撃を受け止めながら差し込むことも可能。とはいえ受けるダメージはそのままなので基本的には隙を見て撃つのが良いだろう。

エネルギーが一定量溜まっている状態だと強化特殊スキル「人狼の刻」に変化し、各種倍率がアップする他、スキル発動中は完全無敵となる。

特にチャージ時の強化特殊スキルはモーションが非常に長いため、敵の攻撃を強引に受け流しつつブレイクゲージを稼ぐことが可能であり非常に強力。

ただしチャージすると消費されるエネルギーが1.5倍となるため、濫用は禁物。

  • 終結スキル「使命を果たす」

「喉を噛み潰しますよ!」

大地を力強く踏み締めた後、怒涛の連続蹴りを放ち氷属性の大ダメージを与える。

終結スキルを発動するために必要なデシベル値はパーティで共有するため基本的には強攻エージェントが終結スキルを撃つのが鉄則だが、ライカンは撃破エージェントでありブレイク値を大幅に稼ぐことができるため状況によっては彼でデシベル値を切るのも選択肢に入る。

  • コアパッシブ「フルメタル・レッグ」

ライカンが通常攻撃でチャージを行うと通常攻撃で与えるブレイク値が40%アップし、強化特殊スキルまたは支援攻撃が敵に命中するとターゲットの氷属性ダメージ耐性が25%ダウンする。それぞれ継続時間は30秒。

このパッシブにより素の状態で高いブレイク倍率が更に跳ね上がり、更にデバフで自身や後続の氷属性エージェントの火力まで引き上げる。

トリガーとなる行動も普通に使っていればまず行うものばかりであり継続時間も長めと、コアパッシブの中でも特に強力な効果。

  • 追加能力「優雅なる狩人」

チームに自身と同じ属性または同じ陣営のメンバーがいる時に発動する能力で、ライカンがブレイク状態の敵を攻撃する時、ターゲットのブレイク弱体倍率が35%アップする。

こちらもコアパッシブに負けず劣らずのトンデモ効果。ライカン自身が敵をブレイク状態にした場合はそのまま弱体倍率アップが叩き込まれ、他のエージェントがブレイクさせた場合でも連携スキルで攻撃すれば問題ないため、実質この能力が発動したライカンがいるだけで敵の弱体倍率が常にアップしているようなものと捉えて良い。

心象映画

01「満月に備えよ」『強化特殊スキル』が敵に命中すると、スキルが与えるブレイク値が12%アップする、8秒に1回のみ発動可能。『強化特殊スキル』でチャージを完了すると、この効果が追加で10%アップする。
02「エネルギー還元」敵をブレイク状態にする、またはメンバーが『連携スキル』を発動した時に、ライカンがエネルギーを5Ptを回復する、1秒に1回のみ発動可能。
03「執事の教養」『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2
04「優雅たれ」『通常攻撃』または『特殊スキル』中に敵からの攻撃を受けると、ライカンは即座に自身最大HPの7.5%相当のシールドを獲得する、継続時間15秒。シールド継続中、中断耐性レベルがアップする、15秒に1回のみ発動可能。
05「アルファの本性」『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2
06「冷酷な猟人」チャージ攻撃が敵に命中した時、ライカンがターゲットに与えるダメージが10%アップする、最大5重まで重ね掛け可能、継続時間12秒。1回のスキルにおいて、1回のみ重ね掛け可能。重複して発動すると継続時間が更新される。

どの凸効果も優秀で、重ねていくごとに順当に強化されていく。

最終的には自身でブレイクゲージをモリモリ稼ぎ、敵がダウンしたらダメバフで強化された攻撃をお見舞い、万が一攻撃を食らってもシールドで軽減と全部一人で片付けてしまうハイパー執事が爆誕する。

恒常排出故に凸を重ねるのは相応のリアルラックが要求されるものの、その険しい道のりに応じた圧倒的な効果量と言えるだろう。

装備・編成について

  • 音動機

S級音動機であればモチーフ音動機である『拘縛されし者』がオススメ。

主力の一つである通常攻撃の威力と与えるブレイク値がブーストされるため元々高いライカンのブレイク性能が更に引き上げられる。

ただしもう一つの主力である特殊スキルは一切強化されないためその点は注意。

A級であればエネルギー自動回復効率をアップさせつつエネルギー量に応じて衝撃力バフを付与してくれる『まな板の鯉』がおすすめ。

エリーファンド報酬である『シックスシューター』に関しては3秒ごとに得られるパワーの数に応じて特殊スキルのブレイク性能が高まるものの、立ち上がりが遅い上に一度パワーを使い切ると再度チャージする必要があるため手放しに相性が良いとは言えないので交換して装備させるかはよく検討しよう。

  • ドライバディスク

4セット効果発動分のドライバは撃破タイプ汎用の『ショックスター・ディスコ』ほぼ一択。

これに加えて2セット効果分としてエネルギー自動回復効率を上げてくれる『スイング・ジャズ』を組み合わせるのが安定して強力。

ライカン自身で火力を出したい場合であれば2セット効果分を会心率上昇の『ウッドペッカー・エレクトロ』、もしくは氷属性バフの『極地のヘヴィメタル』にするのがお勧め。

メインOPは4番は会心系、5番は貫通率か氷属性ダメ、6番は衝撃力が望ましい。

サブOPは撃破タイプ御用達の衝撃力が出現しないため、攻撃力%、会心系、貫通率を狙おう。

  • 編成

【2属性編成】

ライカン・エレンリナ

全員がヴィクトリア家政所属のドリームパーティ。

ライカンでブレイク値を稼ぎ、チャンス時にリナで貫通率バフを撒きつつエレンで一気に仕留める構成。

リナの感電をトリガーとする追加能力が少々腐ってしまうのがネックだが、全体的にバランスが良く安定している。

強いて欠点を挙げるとするならば全員がS級故に編成ハードルが高いことか。

ライカン・カリン蒼角orパイパー

同陣営の物理強攻エージェントであるカリンを主軸にした2属性編成。

蒼角を採用する場合は彼女の持つ氷属性バフがライカンにしか効果がないためカリンとライカンのどちらを蒼角の右(クイック支援を発動できる配置)に置くかが悩み所。

パイパーを編成する場合はブレイク値が過剰になりがちなため、ライカンの装備編成を火力寄りにすると良いだろう。

【単属性編成】

ライカン・エレン・蒼角

全員が氷属性の一色染めパーティ。

本来であれば単属性編成は避けるべきだが、この組み合わせに限り数々のデメリットを踏み倒せる奇跡のシナジーを発揮しており例外的に最適編成の一つとして数えられている。

余談

Hoyoverse製のゲームでも非常に珍しいガチガチのオスケモ、基ケモノキャラ。これまでに登場した亜人キャラはどれも部分的な人外要素だったため、彼やベンのようなパターンは社内では史上初。

そこに優雅かつ紳士的な人柄まで加わった事で、早々に骨抜きとなったユーザーも多い。作中世界にも「ケモノ」の概念があるらしく、一部のモブはハートを撃ち抜かれて悶えていた。

公式youtube上でもライカンのPVはキャラクター関連全体で見てもエレンやニコに続く第3位の視聴回数を記録し(もっと言うと2024年7月時点でミリオン達成しているのはこの3名のみ)、実戦紹介PVに絞った場合だと同率2位のエレン&ビリーにダブルスコアで差をつけて堂々の1位と高い人気ぶりが窺える。

また、基本的に感情を表に出さないように行動しているが、実践紹介PVの最後では喜ぶ依頼人の姿を見ている後ろで尻尾をメッチャ振っている。かわいい。

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