乗ってくかぁ?シートベルトは締めとけよっ!
プロフィール
名前 | パイパー・ウィール(英:Piper Wheel/中:派派・韋爾) |
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レアリティ | Aランク |
所属 | カリュドーンの子 |
性別 | 女性 |
生年月日 | 10月21日 |
身長 | 151cm |
使用武装 | 斧 |
属性/タイプ | 物理/異常 |
CV | 石見舞菜香 |
概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。
新エリー都郊外の派閥「カリュドーンの子」に所属する。
大型トレーラー「アイアンタスク」の運転手であり、足でハンドル操作しながら新聞を読んだり飲み食いするなど運転そのものはかなり荒々しいが、荷物や乗客は必ず安全に送り届ける運び屋のプロフェッショナル。
しかし一方で本人はものぐさな性分で、テキストやセリフのあちこちで気だるげな様子が見て取れる。幼い外観に反する成熟した思考回路の持ち主で、いかなる時も冷静だが、若い女性ながら言動や趣味嗜好が全体的におっさん臭い。
基本的にはのらりくらりとマイペースに活動するが、火炎や勝手な燃料調合でアイアンタスクを爆発させかねないバーニスの行いは危険視しており、声を張り上げて制止する様子が度々目撃されている。
Ver1.1まではストーリー出演のないサブキャラクターで、モブとして稀に六分街や黒雁街跡地などに登場していた。仲間達と共に買い出しに来たり、乗用車やトラックなど車両に見惚れているところが確認されている。
本格的に登場したのはカリュドーンの子がメインとなったVer.1.2から。
メインストーリーでは郊外の一大イベントであるツール・ド・インフェルノや走り屋連盟に関わる諸問題を解決すべく、他メンバーやプロキシ兄妹に要所要所で助力する。
そしてVer.1.4にてドライビングテクニックが披露された。
フロントとサイドを追っ手の車に挟まれた状態で、ヒールアンドトゥ(右足でアクセルとブレーキを同時に踏んで減速及び後の加速をスムーズに行う技)からのシフトダウンで減速をして後ろから脱出、間髪入れずに180°のターンを決めて包囲を突破。指を振りながら「土ペロしな〜」と余裕の煽りをかましながら、フルスピードのバック走行で逃走。
プロドライバーの名に恥じないカーチェイスでプレイヤーの舌を巻かせた。
能力と戦術
初期バージョンから実装されているA級エージェントの1人で、各種変調(ガチャ)から入手が可能。
機械仕掛けの斧を豪快にぶん回し戦場を駆け巡る物理属性の異常エージェント。
主力となる特殊スキルが独特の仕様を持っており少々扱いに慣れが必要となるが、強撃や混沌によるダメージはもちろんのこと、コアパッシブや各種装備によって様々な支援も行えるマルチサポーター。
同じ物理異常エージェントとして限定S級のジェーンが存在するが、あちらが火力に特化した性能になっているため差別化は容易。同時に編成するメンバーによってどちらを採用するか決めると良いだろう。
スキル
- 通常攻撃「発車するぜい」
最大4段。
動きがやや緩慢で隙が大きいため、メインで振るうことはあまりなく状態異常蓄積の最後の一押しやエネルギー回復で時折使うくらい。
そのためレベル上げはあまりしなくて良い。
- 特殊スキル「タイヤくるくる」
「シートベルト締めとけい!」
斧を豪快にぶん回して回転斬撃を放つ。
特殊スキルボタン長押しで継続が可能であり、徐々に回転速度と威力が上昇していくほか、チャージレベルが最大2段階までアップする。なお、通常攻撃3段目、回避攻撃、ダッシュ攻撃のいずれかから特殊スキルを繋げて発動することで1段階チャージした状態でスタートすることが可能。
また、回転斬撃中は中断耐性が上昇し、被ダメが40%軽減される。
特殊スキルボタンを離すと「億劫な重さ」に派生し、落下攻撃によるフィニッシュを繰り出す。
各種倍率はチャージレベルの段階によって変動するほか、スキル発動中は無敵状態となる。
更に、エネルギーが一定量溜まっている状態で「タイヤくるくる」のチャージ段階が最大になった際に長押しを継続すると、強化特殊スキル「エンジンぶんぶん」に派生する。
各種倍率はもちろんのこと、後述するコアパッシブ効果によりヒット時毎に「動力」バフを獲得可能であるため状態異常蓄積効率もグンと上がる。
そして「エンジンぶんぶん」を3秒間(完凸時は5秒間)継続する、エネルギーが20Pt以下になる、ボタンを離すのいずれかで「兆、重たい」に派生し、強力な落下攻撃フィニッシュを決める。もちろん無敵状態付き。
パイパーの主力スキルであると同時に彼女がテクニカルなエージェントとなっている要因。
エネルギーの有無にかかわらず高い蓄積効率を有するため、他エージェントと違い強化状態でなくとも気軽に振ることができる一方、強化特殊スキルを撃つためには必ず特殊スキルを介する必要があり、数秒の溜めが必要となるのがネック。
また、回転斬撃中は被ダメ減少こそあるものの無敵状態ではないため、式輿防衛戦の紛争ノードや一部の高難易度任務のような敵の攻撃力が跳ね上がっている戦場ではなかなか出しにくいのも痛い要素。幸いこの点は同陣営のシーザーが見事にカバー可能。
派手なモーションとは裏腹に繊細な扱いが求められるため、訓練場などで動きをしっかりマスターしておこう。
- 終結スキル「しっかり掴まってろ〜!」
「ふあぁ……このラウンドも〜らいっ!」
右に左にと蛇行しつつ回転斬撃を放ち、とどめに落下攻撃を繰り出す。
倍率がA級とは思えないほど高いため、メイン火力要員として運用している場合は彼女でデシベル値を切るのも充分選択肢に上がる。
- コアパッシブ「パワーチャージ」
強化特殊スキル及び終結スキルによる攻撃ヒット時毎に「動力」を獲得し、1重ごとにパイパーの状態異常蓄積効率を2%アップさせる。
「動力」は最大で20重(1凸で30重)可能で、継続時間は12秒(完凸時16秒)。なお、継続時間は獲得毎に更新される。
パイパーの異常エージェントとしての生命線。後述の追加能力にも関わる要素であるため、できる限り「動力」を維持して立ち回りたいところ。
- 追加能力「一緒に飛ばそうぜい」
チームに自身と同じ属性または同じ陣営のメンバーがいる時に発動する能力で、パイパーが「動力」を所持している間、チーム全体の与ダメージが18%アップする。
パイパーをメインにしている時はもちろんのこと、サポーターとして運用している場合でも主力を担うエージェントを強化できるため、できる限り発動させておきたい。
心象映画
01「のんびりとしたひと時」 | 『特殊スキル:タイヤくるくる』、『強化特殊スキル:エンジンぶんぶん』、または『終結スキル』の回転斬撃が敵に命中した時、50%の確率で「動力」を追加で1重獲得し、「動力」を最大30重まで重ね掛けできるようになる |
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02「向上心」 | 『特殊スキル:タイヤくるくる』と『強化特殊スキル:エンジンぶんぶん』発動中、パイパーの移動速度が若干早くなる。『特殊スキル:億劫な重さ』、『強化特殊スキル:兆、重い』または『終結スキル』の落下攻撃が敵に命中した時、スキルが与える物理属性ダメージが10%アップする。「動力」1重につき、追加で効果が1%上昇する |
03「トラックのプロ」 | 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
04「熟練のドラテク」 | 任意のメンバーが敵を状態異常にした時、パイパーのエネルギーが20Pt回復する、30秒に1回のみ発動可能。 |
05「個人的な趣味」 | 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
06「軽い興奮」 | 『強化特殊スキル:エンジンぶんぶん』の最大継続時間が2秒増え、「動力」の継続時間が4秒延長される。 |
どの凸効果も優秀だが、中でも特に1凸が強力。
パイパーを運用する上で重要な「動力」を確保しやすくなるため、快適性がグッと上がる。
装備・編成について
- 音動機
A級のモチーフ音動機である『グロウル・マイ・カー』が最有力候補。
強化特殊スキルのヒット時毎に攻撃力、異常マスタリー、状態異常蓄積効率のいずれかを上昇させるバフをランダムに付与してくれる。強化特殊スキルのヒット数がずば抜けているパイパーであれば全てのバフを同時に発動させることも容易であるため、実質的に3種類ものバフを一気に受け取れることになる。
その他の候補としてはグレースのS級モチーフ音動機である『複合コンパイラ』やA級音動機である『密林の食いしん坊』、『電撃リップクロス』などが候補となる。
ただしどれもパイパー自身で火力を出す運用でないと真価を発揮できない点は注意。
- ドライバディスク
4セット効果発動分のドライバは異常タイプ汎用の『フリーダム・ブルース』か物理属性汎用の『獣牙のヘヴィメタル』のどちらかが候補。
これに加えてエネルギー回復効率を上げてくれる『スイング・ジャズ』や4セット効果分として選択しなかった方を組み合わせるのが安定している。
メインOPは4番は異常マスタリー、5番は物理ダメ、6番は異常掌握が望ましい。
特に4番と6番はこれ以外の選択肢はありえないレベルで重要。
サブOPに関しては異常マスタリーと攻撃力がついていると嬉しい。
- 編成
【2属性編成】
物理属性の強攻エージェントであるカリンをメインとした編成。
パイパーで強撃を付与することで撃破枠をサポートしたり獣牙4セットを装備したカリンを強化できるのが魅力。
邪兎屋所属の物理強攻エージェントであるビリーor猫又を主軸にした編成。
特に猫又は強撃の付与をトリガーとする追加能力を有するため、パイパーとの相性は抜群。
また、場合によっては撃破枠を支援枠のニコもしくはルーシーに変更するのもアリ。
パイパー・ジェーン・支援枠
火力特化の異常タイプであるジェーンをメインアタッカー役として採用した編成。
パイパーで強撃を付与しつつ各種バフを撒くことで獣牙4セットを装備したジェーンが最初からフルスロットルで暴れられるようになるため、物理異常同士ながら相性は良好。
支援枠に関してはどのエージェントを採用しても一定の効果が見込めるため、手持ちの各種装備と相談して決めると良いだろう。
パイパー・グレース・アンビーor青衣
グレースと共に混沌を狙う編成。
状態異常によるダメージはブレイク時の弱体倍率の影響をしっかり受けるため、敵をブレイク→グレースで感電付与→パイパーで強撃を付与しつつ混沌を起爆が一連のループとなる。
【3属性編成】
パイパー・グレース・ニコ(要1凸)
ニコが1凸することで異常タイプにも引けを取らない蓄積性能を誇るようになることを活かした混沌特化編成。
他編成と比べると少々ロマン寄りの内容だが、高頻度で混沌による大ダメージが発生する様は壮観。
余談
年齢
Ver.1.1時点ではカリュドーンの子がメインとなるストーリーが追加されておらず各種テキストやセリフから推察するに既に成人済みしている可能性が浮上していた。
ところがいざVer1.2でカリュドーンの子勢力が本格登場すると「協力者ファイル」によるFairyの見解では宝くじや競馬などのギャンブル、新聞や自動車雑誌のコレクションを「歳不相応な趣味」と言われており、見た目通りの年齢で老成している可能性も否定出来なくなった。
とはいえ本人の述懐からして人生経験が豊富であることは間違いないため、実年齢に関わらず精神は成熟した大人のそれと言って差し支えないだろう。
足でハンドル操作して両手で飲み食いするなどくつろいだ運転しているにもかかわらず、最近は肩こりなどに悩まされて内心引退を考えていたが、第4章の騒動後はチームが近隣一帯の輸送ルートを管理する事となり忙しくなったため、後進が育つまで引退を延期する事にした。
もちろん手でハンドル操作をする事もあり、キャライベントにてプロキシ兄妹の自動車で新エリー都まで運転したが、エンゾウによる改造が気に入ったのか、終始アクセルベタ踏みの荒い運転で突っ走り、エンゾウの腕を高く評価した。のちにエンゾウと懇意になり、アイアンタスクの改造などで語り合う仲になる。
バーニスとは燃料絡みなどでアイアンタスクを燃やしかねないと注意をする一方で、バーニスが意外にも乗り物好きでウマが合い、輸送の同伴もバーニスとの方が多い。
バーニスのエージェント任務では宝くじで得た賞金でアイアンタスクのエンジンを大馬力のモノに換装したが燃費も相応に悪く、バーニスが調合した添加剤で解決した。
元々ギャンブル運が強く、高望みしなければ大抵当ててしまうため、引退後はギャンブラーとして生計を立てようかとも考えている。
と言うのも、最近ではボンプを始めロボットやAIといった知能構造体の活躍が目覚ましく、メンテ資源に乏しい郊外では型落ちの気配がない有人ドライバーも「足の長いボンプでも開発されたら路頭に迷うだろう」と、長い先を見据えた考えをしているため(もしそうなったら、Random Playのソファに住まわせて欲しいと冗談で言っている)。
最近は株にも手を出しているが、やり始めたばかりで変動に苦労している模様。
腋
ゼンゼロではエージェント詳細画面で項目を切り替えるとエージェントがポーズを切り替えるのだが、パイパーの場合なんと装備からスキルに項目を切り替えると腋をこれでもかと見せつけるポーズを取る。
変態的技術で表現された艶めかしい肉感を持つその腋は数多のプロキシを虜にしており、彼女を描いたイラストの多数が腋を強調したものとなっている。
口癖?
たまに一人称で「こいつ」と妙な言い回しをする。
のちにキャラ好感度イベントにて、照れ隠しで一人称が「こいつ」になる事が判明した。
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