ロリジジイ
ろりじじい
悠木碧「>RT ロリジジイ最高では。」
ロリジジイとはきもとかなた氏(pixiv)によって生み出された全く新しいジャンルの萌えである。
きもと氏は「翁の娘(オキナノコ)」という名称も用いている。
以後、一般化(?)し、版権作品でも該当するキャラクターが見られるようになった。
見た目はロリ(幼い美少女)だが、何らかの要素がジジイであるのがポイント。
下記で説明するきもとかなた氏のロリジジイ以外での有名どころではまず『グランブルーファンタジー』のカリオストロがいるが、彼女(?)の場合、錬金術で生み出した正真正銘の女の子の体に、ジジイの魂(精神)が入っている状態である。
他には『HELLSING』の(通称)ロリカードことアーカードがいる。彼女(?)の場合はちょっとややこしく、何百年も生きる強力無比な吸血鬼であるアーカードが、戯れで彼自身の肉体を幼子のように変化させた姿がロリカードとファンから呼ばれている状態である。ロリカードと呼ばれてはいるが、実際はこの状態の性別については言及されていないためショタ(男の子)である可能性もあるが、ロリ(女の子)だと見なされていることが多いのでPIXIVではロリジジイ扱いされているのだろう。
長くなったので纏めると、ロリの見た目をした何百年も生きる吸血鬼(ジジイ)がロリカードである(CVは通常のアーカードのときと変わらず中田譲治氏が担当している)。
本項目では主に、ロリジジイことエリック・ガーウェンクルフ(通称・エリィ)が登場する漫画作品『チックタッククロック』について記述する。
『チックタッククロック』は、元々きもとかなた氏が新人賞に投稿し、あえなく落選した漫画作品である。
その後、pixivに投稿されると、ロリジジイという全く新しいジャンルによって一躍人気を博した。
ストーリー
(本編より一部抜粋)
20世紀はじめに発明された「時計機関」で全ての機械が動いている町での物語り。
時計機関は教会により管理され、その整備・修理をする時計技師の主人公ギムとロリジジイ(エリィ)を中心として物語が作られている。
当初はバトル要素が強かったが、pixivに多くあげられている短編ではむしろギムとロリジジイことエリック・ガーウェンクルフのドタバタコメディ的な要素の方が強い。
エリック・ガーウェンクルフ
通称エリィ。基本的に本名で呼ばれることは少ない。
ギムを悩殺しようとしたりギムの下着をかぶったりする。
ついでに言うと下にはついてる。だが女性下着売り場に出没したりもする。
物語が進むにつれて変態化が加速していっているが、本当はGOCシリーズという時計機関を発明したG(グランドファザー)と呼ばれる偉い人だったりする。教会ではかなりの地位にいる模様。
昔に起こった時計機関の事故によって幼い姿になっているが、実際は100歳。ちなみに女装は趣味だと思われる。
シリアス展開ではかなりの実力を発揮するが、基本的に変態。
イスリア・ラピッドビート
通称イス。
物語のヒロイン的位置だったがロリジジイの存在感があり過ぎていまいち目立っていない不遇な娘。
ギム曰く料理は全然ダメらしい。
ヴェルヴィア
教会ではトップクラスの実力者だと思われる《十二時隊時針》。
戦闘では時計機関を組み込んだ人形の様な武器を使う。
エリィをかばって重傷を負うなどしているが、その前の話しでちゃっかりイスの胸を揉んでいたりもする。
ロバート・オウレン
GOCシリーズの「鳩時計(カッコークロック)」を身体に組み込まれた人間。
「鳩時計」に浸食され体の制御がきかなくなり時間凍結されていたのをゴードゥによっておこされ、時計盤破壊に協力させられていた模様。
最期は一時的に人間だった時の人格が蘇りエリィとヴェルヴィアを逃がすためゴードゥと戦った。
作中屈指のシリアスイケメンキャラ。
ロリジジイ
『チックタッククロック』で欠かせないキーワード。ヒロイン(?)であり主人公でもあるエリィのことで、作者はロリジジイを流行らせるためにこの漫画を描いているといっても過言ではない。