ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

スターオーシャンセカンドストーリーの男性主人公。金髪の青年。

銀河連邦軍に所属し、階級は少尉

惑星ミロキニアでの調査中、正体不明の機械に触れたことで惑星エクスペルに飛ばされてしまう。

飛ばされた先の森で、少女レナ・ランフォードが怪物に襲われている場面に遭遇。

クロードは怪物をフェイズガンで撃退し、レナを救出した。

それがきっかけでレナに村に案内され、彼の冒険は始まったのである。

人物

正義感が強く誠実な性格。

年上の女性に礼儀正しく、敵に対しては激情家の一面も持ち合わせている。

父親は『スターオーシャン』でのプレイヤーキャラクターだったロニキス・J・ケニーであり、惑星ロークでの任務による活躍と以後の功績で連邦軍提督に昇格している。

そのためクロードは軍内で「英雄の息子」として扱われており、父親を尊敬する一方で、それを煩わしく感じていた。

母親はロニキスの部下だったイリア・シルベストリ

物語終盤のあるイベントで、現在は紋章科学の権威者として活躍していることがクロードの口から語られる。

クロードの外見や「これなら満点だな!」などの戦闘勝利ボイスや特技の「気功掌 / 流星掌」は母譲り。

母親の正体はPS版当時は詳細発表がなかったので一部ファンをやきもきさせたが、後日談である「スターオーシャン ブルースフィア」で正式に発表される。

また、リメイクである「SO1FD」で両親だと確定されるEDが追加されている。

レナからは『光の勇者』と思われてしまったが、当日の夜にすぐに否定。

しかし戦闘スキル『挑発』では「光の勇者に勝てると思っているのかい」と言うなど、ある程度意識している節はある。

最終的には光の勇者である(と思われている)事とは関係なく、自分自身の意志でエクスペルの異変を解決するために行動する。

余談

PS版では音質が悪いため何言っているのか分からないボイスがいくつかある。通常攻撃時の「でやあああああっ!」と戦闘不能時の「ぼわあああああああっっ!」は当時のファンの間でネタになった。

PS版の説明書のキャラ紹介にてクロードの紹介文の締めに「サラサラとした金髪とスポーティーな瞳が印象的。」と表記されていた。が、人物の項目に書かれてる通り父親の存在から周囲からやっかみも受けてた影響で父の存在がコンプレックスの固まりとなり内面もかなり拗らせており、説明文の「スポーティーな瞳」にツッコミが入ることがしばしばある。他に関してはスポーティーな視線にて。

戦闘能力

武器は剣で、父から学んだエダール剣技の使い手。

主人公らしく戦闘では速い攻撃速度と長いリーチ、扱いやすい特殊技で活躍してくれる。

母から格闘術も習ったようでいくつか拳と気功を使う特技を覚える。

ジャンプ攻撃『兜割』でたまに宇宙の彼方まで飛んでいってしまうのはご愛嬌。

PSP版/PSVita版ではこのバグは修正されている。

武器や防具面でも恵まれているため、実質的に他のキャラクターよりステータスが高くなりやすい。

特に専用武器エターナルスフィアは作成方法さえ知っていれば中盤で入手でき、しかも異様に高い攻撃力と追撃効果、優秀な属性耐性があり、バランスブレイカーとして語り継がれている。

フェイズガン

ロニキスから護身用として渡されていた光線銃。

序盤のイベントを境にエネルギー切れを起こし、使えなくなる。リメイク版では終盤に使用が可能になる。

クロードが怪物を撃退するためフェイズガンを撃った時、その凄まじい光線を見たレナはフェイズガンを「光の剣」だと思い、それを使うクロードは「光の勇者」であると考えた。

ちなみにPS版では初期出荷版のディスクに限り、裏技を使えばまた使えるようになる。

威力的には700前後のダメージになり、アーリア~サルバ間の魔物は当たれば一発で倒せる。

アニメ版ではレオンによって再び使用可能な状態に戻してもらっており、最終話で使用している。

サルバで屋敷の玄関のドア鍵を破壊する際にエネルギー切れとなってしまうが、後述する漫画ではシン戦で使用している。

東まゆみコミックス版

「英雄ロニキスの息子」であることにコンプレックスを抱いている部分が強調されており、レナから「光の勇者」と言われた際も錯乱するなど繊細な人物として描かれる。

独りになったクロードが仲間たちを得て自分のあるべき居場所を探すことが本作品の大きなテーマ。

原作と同様、エルリアタワーでカルナスに帰還を果たすも、フェイズガンを父に向けてでも仲間たちの元に戻ることを選択した。仲間の窮地に駆け付けたクロードは、エネルギーを充填しておいたフェイズガンでシンに止めを刺し、伝承通り「光の勇者」となる。

コミックス版はここで終わるため、その後クロード達がどうなったのかは読者の想像に任せられる。

TVアニメ・スターオーシャンEX

東まゆみ氏コミックス版をベースとしている。コミック版では使用しなかった「空破斬」を習得し、ゲームでは習得しないはずの「鳳吼破」を習得している(いずれもディアスの技を盗んで自分のものにした)。

アニメ版では光の勇者自体が過去に出現した前例が一切なく、過去のエクスペル人が模造した存在だとされている。

本編から2年経つが、現在も銀河連邦に所属し、階級は少尉のまま。

2年前は「英雄の息子」という立場だったが、十賢者騒動によって彼もまた英雄という立場になった。

プリシス・F・ノイマンレオン・D・S・ゲーステに地球留学を勧めている。レナと共に遅れてエディフィスへ向かうが、宇宙船墜落時にウイルスに感染し病床につくことになってしまう。

PAを起こすことで完治しレナと共にパーティ入りするが、気付かぬままゲームクリアという事態も珍しくない。その場合でもエンディングには登場する。

コミックス版でもクロードがプリシス達に合流するのは物語後半になってからであり、脇役に近い扱いを受けている(主役はプリシスとレオンである)。

剣と拳術を組み合わせて戦うが、拳術はリーチが短いためアシュトン・アンカースディアス・フラックのような他の剣士タイプに比べ使い勝手が悪い。

ちなみにSO2ではレナと最も好感度が高いペアEDを迎えた場合、最後でレナの妊娠が発覚するが、ブルースフィアでは子供は生まれていないので、それ以外のEDだった事になっているようだ。

ロールアタッカー
武器片手剣
イラストあきまん
実装日2017年7月

CVはPSP版と同じ浪川氏が担当。フィア・メルと共に実装された。

父親であるロニキスも実装されているため父子共闘が実現しただけでなく、母親のイリアも満を持して実装が発表されたことでめでたくケニー一家が勢ぞろいし、親子で戦う光景が見られるようになった。

ユニットバリエーション

ユニット名式服のクロード
ロールキャスター
武器
イラスト梶本ユキヒロ
実装日2017年8月

バンダナを外しいつものラフな衣装から一点して、母譲りの金髪が映える赤い式服に着替えて登場。イラストでは大きな金色の弓と共に金色のバラの意匠が施された杖も持っている。

その凛々しい姿は軍人というよりは、式典などに出席する王子様のようにも見える。

ユニット名蒼星のクロード
ロールシューター
武器
イラストダンミル
実装日2019年3月

同時実装は蒼星のレナ。オリジナル版のブルースフィアで着ていたものがベースとなっており、腰にはガンホルダー付きのベルトが追加されている。

イラストで銃と長剣を持っているため「フェイズガンくるー?」とプレイヤーの間で噂されていたが、ロールの通り武器が銃なのでバトルスキルにフェイズガンが登場した。ちなみにラッシュコンボの「伏竜七星波」はBS版で登場したスキルである。

十賢者との戦いを終えたあと仲間たちの能力が未開惑星レベルにとどまらないと考え地球留学を提案。同じ軍属となったレナの治癒能力に注目があつまり様々な組織のスカウトマンが彼女の身の回りをうろついているため、気を配っているとのこと。

コラボイベント「スターオーシャン:アナムネシス ExtraStory」でレナと共にサプライズ参戦。

CVはPSP版準拠で浪川氏が担当。

敵との距離によって衝烈破と空破斬が切り替わるギミックも再現されている。

魔鏡技は「鏡面刹・焔」