概要
単行本25巻収録の番外編。元ネタはゲゲゲの鬼太郎。
アニメは2002年12月7日に放送され、その後2017年に一部設定を変えてAmazonプライムビデオで配信された。
原作版ストーリー
正義の妖怪・しんのすけと仲間たちが悪い妖怪と対決する。
原作版登場人物
- お・お・お・のしんのすけ
今作のしんちゃん。無限のおバカパワーで悪の妖怪と戦う。
アニメではより元ネタっぽい服装になり、リモコンおパンツという武器を使う。
- 妖怪金玉おやじ(タマタマおやじ)
演者はひろし。しんのすけの父で息子の手助けをする。
言うまでもなくあの親父のパロディで、テレビで元ネタのアニメを見て「あっちはいいなあ」と羨ましがっていた。
- 妖怪ケツでかおばば
演者はみさえ。強力なおばさんパワーを持つ恐ろしい妖怪。
- 妖怪大泣き娘
演者はひまわり。泣くと周りのものを破壊してしまうが、光り物やイケメンで泣き止む。
- 妖怪キザ
演者は風間くん。口が達者で世間体を気にする。
- 妖怪ウサギ娘
演者はネネちゃん。うさぎ跳びでしか移動できない。
- 妖怪おにぎり
演者はマサオくん。妖怪のくせに妖怪を怖がる。
- 妖怪ボー
演者はボーちゃん。全てが謎に包まれた妖怪。
- 妖怪けんがい
携帯電話の普及で使われなくなったテレホンカードの怨念が妖怪化した。穴を開けると使用不可能になってしまいそのまま消滅する。
- 妖怪づら
抜け毛・薄毛に悩む人々の悲しみや劣等感が結晶化し生まれた妖怪。人々の髪の毛を食べて成長していったがハゲでも堂々としているハリウッドスターたちの名前を挙げられたことで力を失い消滅した(アニメではしんのすけの髪も食べようと襲いかかったが、モヒカン刈りにされて力を失い消滅)。
アマプラ版ストーリー
最近町では不思議な事件が多発していた。そこにやって来た妖怪園児「お・お・お・のしんのすけ」は、父である妖怪「タマタマおやじ」と共に、家出した母の妖怪「ケツでかおばば」と妹の妖怪「大泣き娘」を探しているという。
町の小学生「桜ふみえ」が突然現れた謎の妖怪に襲われているところを助けるしんのすけ。この2人の出会いが壮大な妖怪事件簿の始まりであった。
アマプラ版登場人物
- 桜ふみえ
本作のヒロイン。
- ディーノ
オカマの妖怪ハンター。一族を追放され、フリーで活動している。
一族から盗んだ妖怪を封じる壺を改造した掃除機で妖怪を吸ったり送り込んだりできる。
- 校長先生(町長)
見た目は温厚な校長先生兼町長だが、町を妖怪だらけにし人々を追い出そうと企んでいる。
- モッサモサ
人間のムダ毛の怨念が集まった妖怪。取り憑かれたら頭以外の全身にムダ毛が生えてしまう。
- ポイポイババア
潔癖症な老婆の妖怪。整理整頓を心がけるためか大事な物も捨てる。
- スパイス娘
元はスイーツが大好きな妖怪だが、辛さからエスニック姿に変貌した。料理を何でも辛くする。
- ユノハナー
温泉の成分から育つ妖怪植物。長く成分を取り込むと人間を海水浴姿の陽気な者にしてしまう。
- 迷い手袋
忘れ去られた手袋が妖怪化。害を持たないが自由に生きたい性質を持つ。
- マツタケ大魔王
菌類妖怪の王。松茸を取り続けられる怒りから人間をキノコにしようと企む。
キノコにされた人たちはジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」を合唱していた。
- 不景鬼
ディーノが廃墟から召喚した大群式妖怪。住処を広げるために世界経済を悪化させる。一匹でも憑かれたらネガティブ思考にされる。