プロローグ
真っ白な空間で「白い、白過ぎる」とつぶやく女性。
そこに霧とともに現れたタモリ。
「白く広がる空間の中で溺れかけている一人の女性がいます。彼女の名前は紺野みずき、26才。この白い地獄の中で責め苦を受けている彼女は……、そう……小説家なのです」
概要
『’02秋の特別編』で三番目に放映された。スランプに陥った女性が起こった悲劇とは……
あらすじ
売れっ子女流作家の紺野みずき(木村佳乃)は、新聞の連載小説を抱えていた。しかし、引き受けたはいいが、一文字も書けずに頭を抱えていた。追い討ちをかけるように電話が鳴る。留守電には催促のメッセージが。追い詰められたみずきは、思わずベランダに飛び出し自殺を図ろうとするが、その時ふと向かいのマンションのベランダから身を乗り出し、まさに飛び降りようとしている一人の男の姿を見かける。男に見入るみずき。飛び降りようとして、ためらいうずくまってしまう男。そんな男の姿を見るうちに、みずきの頭にある考えがよぎって…。
※公式サイトより引用
関連タグ
2040年のメリークリスマス、越境(世にも奇妙な物語):木村佳乃出演作、太字は主演。
朝まで生殺人、そこでは、お静かに、自殺悲願、超税金対策殺人事件、午前2時のチャイム、台詞の神様、水を預かる、???:同じくライターが主役の作品。
その男は、テロ活動を行い、一般人を襲撃し、みずきのファンを誘拐し殺害したのだ。彼は次に作者であるみずきを殺しに行こうと襲いかかる。
玄関からは、テロリストではなく警察官が訪れてきた。一連の事件の重要参考人として彼女を聴取しようとした。あの事件は、向こうのマンションにいる男がやったとみずきが弁明するも、窓からはマンションではなく空き地が広がっていた。結果、破壊活動を行っていたのはみずき自身だった。そのまま警察に逮捕されて……
その後、編集者がやって来た。彼女の部屋には、最終回の原稿が残されていた。