概要
茨城県南部にある市。牛久沼の東にある。1954年市制。もと仙台藩伊達氏領地。竜ケ崎木綿の集散地として発展。近年は住宅地化が進む。JR常磐線、関東鉄道、国道6号線が通る。面積78.55km²、人口76,079人(2022年6月1日)。
正式な市名は「龍ケ崎」(ケの字が大きい」であるが
「龍ヶ崎」「竜ヶ崎」「竜ケ崎」と言った別表記(表記揺れ?)がある。
昔ながらの住宅や商店が建ち並ぶ砂町地区や米町地区等の旧市街地と、
人口増加に伴い昭和50年代より造成が始まった北竜台地区や龍ケ岡地区等の新市街地(竜ヶ崎ニュータウン)に大別される。
旧市街地には商店街があるが近年は住人の高齢化等によりシャッター通りの様相を呈している。ただし営業している店もそれなりにあるのでそこまで閑散とはしていない。毎年7月下旬に夏祭りが催される。関東鉄道龍ケ崎線と言う龍ヶ崎市駅(旧佐貫駅)に向かう為だけの鉄道路線が存在する。警察署前等大雨が降るとしばしば道路が冠水する場所がある。
ニュータウンの方は新し目の住宅やマンション、ロードサイド型の店舗が数多く、龍ケ岡中里地区の龍ケ岡公園には体育館、プール、競技場の他、たつのこ山なる小さな人工山があり頂上からの景色は中々良い。サプラといった大型商業施設も存在する(旧市街にもリブラと言う商業施設があったが一部を除き閉鎖されている)。また工業団地も存在する。
龍ケ崎コロッケや龍ケ崎トマト等の名産品がある。
戦国時代には土岐氏の城として現在龍ケ崎第二高等学校のある辺りに「龍ケ崎城」と言う城が存在していたらしい。