「よくここまでこれたな。
ほうびに、わたしの
さいこうけっさくを
おみせしよう。」
「シテンノウロボ、そのヨン
ホウオウ!
うちゅうのチリにして
しまいなさい!」
概要
ジョイメカファイトの悪役であるイワン・ワルナッチ博士の開発した「ワルロボ」のうちの最高傑作であり、ゲーム全体のラスボスである。
名前の由来は鳳凰。同じ任天堂だが、伝説のポケモンとは無関係(というか初登場はこちらが先)。
また、ワルロボ(敵)という立場上、本来の鳳凰らしいボディカラーの橙色は2Pカラーとして、上記イラストの様な青色のボディは1Pカラーとして設定基準を合わせている。
性能
ブッチギリの最強キャラ。それ以上の説明は必要ないレベル。
格ゲー全体で見ても、カイザーナックルのジェネラル、北斗の拳のトキなどのバランスブレイカーと比べて遜色ない。
性能自体はリュウと同じく、「飛び道具・突進・対空」の「三種の神器」を揃えたオーソドックスなラインナップなのだが、各技の性能が尋常ではなく高い。
- ホウオウキャノン
スタンダードな飛び道具。特徴は弾速が異常に速いこと。
速すぎて普通のキャラでは「見てから避ける」ことが極めて困難。おまけにコマンドを少し変えることで自動で射角調整が入る。
ホウオウと戦う際はまずこの弾幕をいなしながらなんとか距離を詰めなければならない。
幸い、発射前後の隙が意外と大きいため、慣れればこれでも比較的対処しやすい部類。
- ホウオウアッパー
キャノンを首尾よくジャンプでかわして飛び込むと、これの餌食になる。
発生1フレームという超高速のアッパーカット。昇竜拳と違ってホウオウ自身は跳び上がらない。
出だしに無敵時間があるため、突進で無理矢理中断させることも不可能。
技後の隙は大き目なので、上手くかわせれば貴重なこちらのチャンスにできるのだが…
- ホウオウクラッシュ
超高速の飛び蹴り。
初見ではキャノンの弾速やアッパーの派手さに目を奪われがちだが、実はホウオウの技の中で最も恐ろしいのがコレ。
やはり発生1フレームで速度も凄まじく、威力もアッパーにこそ劣るが強烈。
そしてキャノンやアッパーのような後隙すらほぼ存在しない。ガードしたとしても後述するホウオウブレイクでの当て投げに繋げられてしまう。
なお空中からでも出すことができ、こちらは地上版に輪をかけた鬼畜性能。
地上版と違いタメなしで連発可能であり、異常な速度と判定の強さもあいまって単純に対処が困難な上、ダウンからの起き上がりに重ねるだけで永久パターンに入ってしまう。
ホウオウは弱パンチ以外全ての技にダウン効果があるため、対人戦では何か1発もらっただけで即負けが確定しかねない。
CPU戦ではそこまで使用頻度が高くないのが救い。
- ホウオウブレイク
発生1フレームの投げ技(本作では投げ技も必殺技扱い)。
ガードを固めてもこれで即当て投げしてくるため全く安心できない。
当然、これも空中ホウオウクラッシュでの永パに繋がる。
ただ、投げ間合いがやや狭いので投げ合いになるような状況だと不利になることも。CPU操作のホウオウと戦う場合は付け入る隙の一つになりうる。
……と、まぁあらゆる距離に対応したオールマイティかつ器用万能な性能を持っている。
あまりにお手軽最強すぎるため、対人戦では使用禁止になることが多い。
色々な意味でジョイメカファイトを語る上では欠かせないキャラである。