概要
通称「イワさん」。ルフィからは「イワちゃん」と呼ばれる。
エンポリオ・イワンコフの事でありカマバッカ王国の女王(永久欠番)。
革命軍の幹部。
超人系悪魔の実「ホルホルの実」の能力者で、性別・体温・色素・成長・テンションなどホルモンを自在に操れる。人体を内側から変えてしまう人体のエンジニアであり、数々の人や国を救った「奇跡の人」として知られている。
常人の3倍ほどの体躯であるが、頭部が大きいために3等身ほどである。オネエ言葉で話すが、一人称が「ヴァターシ」、二人称が「ヴァナタ」「○○ボーイ」、語尾に「ブル」「ヒーハー!」をつける、言った事を直後(次のコマ)にノリツッコミのように否定する(この時、部下はツッコミつつ歓声を挙げる)といった独特の言い回しをする。見た目や思想は少々トリッキーだが、経験・知識はとても豊富な実力者。ルーキー時代のクロコダイルとも面識があり、何かしらの弱みを握っている模様。
インペルダウンに収容されたまま行方不明となっていたが、実は密かにレベル5.5「ニューカマーランド」に侵入し同志を増やしつつ決起の時を伺っていた。マゼランに敗れて死ぬ寸前のルフィを救助し、彼がドラゴンの息子と判明したことでルフィの護衛を買って出ることとなり、同志と共に脱獄を決意する。
脱獄の途中、マゼランとの戦闘で毒を受け敗北するが、「治癒ホルモン」と「テンションホルモン」を使って回復した。
七武海のバーソロミュー・くまとは知り合いのようだが、海軍本部で対峙したくまはピクリとも反応しなかった。ドフラミンゴからくまがパシフィスタに改造されたことを聞いた際は全く信じようとせず、ニューカマーランドの住人たちを傷つけたことに怒りくまに戦いを挑んだ。
頂上戦争の後、バーソロミュー・くまにカマバッカ王国に飛ばされたサンジからカマバッカ王国から脱出するための船を賭けての一騎打ちを挑まれるも、ほとんどダメージを負った描写もなく完勝した。
マリンフォードでの16点鐘の記事の真意を読み取ったことでサンジがルフィの仲間であると知った後、料理のレシピをニューカマー拳法師範代たちに託してサンジに料理のレシピを賭けた勝負を持ちかけている。
戦力及び技
インペルダウンのレベル5に収監されていたことや、前述の通りサンジをほぼ無傷で倒したりと戦闘能力は非常に高い。
イワンコフ自身の技
- DEATH WINK (デス・ウィンク)
ただのまばたき。
砲弾をも押し返す風圧を放ち、攻撃にも防御にも使用できる。その特性上、拘束された状態でも使用可能と思われる。
- 夢打撃処裏拳 (ムダげしょりけん)
ニューカマー憲法・44のエステ奥義の一つ。
インペルダウン署長マゼランに放った技で、残像ができるほどの高速攻撃を放つ技と思われるが、詳細は不明。
- ローリング・エステ
回転して敵の攻撃を回避する技。
頂上戦争にて王下七武海バーソロミュー・くまの攻撃に対して使用。
ホルホルの実の能力及びそこから派生する技
- ホルホルの実
人体のホルモンを操り、相手にホルモンを注入することで他者のホルモンを操作することもできる。
ホルモン注入時には指が注射器のような形に変化する。
- エンポリオ・治癒ホルモン
相手に貫手でホルモンを注入し、治癒力を高める。ダメージの量によっては苦痛を伴い、寿命が縮むという副作用がある。
- エンポリオ・テンションホルモン
相手に貫手でホルモンを注入し、疲労を回復する。ダメージを回復するわけではなく、後に副作用がある。
- エンポリオ・女ホルモン
相手に貫手でホルモンを注入し、性別を女性に変化させる。
革命軍の一員であるイナズマは何度か性別が変化しており、彼もこの技を受けている可能性がある。
- エンポリオ・顔面成長ホルモン
自分の顔に両手でホルモンを注入し、顔面を巨大化させる。
単体での使い道があるとは言えない技だが、イワンコフは前述のDEATH WINKの強化に使用できる。
- HELL WINK (ヘル・ウィンク)
エンポリオ・顔面成長ホルモンによって巨大化した顔面から放たれるDEATH WINK。
威力・攻撃範囲が強化されたと思われる。
- GANMEN・残像 (ガンメン・スペクトラム)
顔面を高速で移動させ、残像を作り出す。
- 銀河・WINK (ギャラクシー・ンヌウィンク)
GANMEN・残像からの一連の動きから放たれるDEATH WINK。
頂上戦争にて王下七武海バーソロミュー・くまに放った大技。
関連イラスト
ヴァターシに関するイラストを紹介してくだッチャブル!ヒーハー!
関連タグ
ワンピース ONEPIECE エンポリオ・イワンコフ おかま 革命軍
ロッキー・ホラー・ショー(尾田栄一郎氏のお気に入りの映画で、彼のモデルとなったフランク・フルター博士が登場する作品。ニューカマーランドのイメージはフルター博士の館から来ており、前述の部下とのやり取りも観客参加で楽しむこの映画の鑑賞法からだと思われる)