プロフィール
所属 | 明協学園・陸上部 |
---|---|
学年・組 | 3年2組 |
誕生日 | 2月9日 |
星座 | みずがめ座 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 159cm |
血液型 | A型 |
サイズ | 78・56・82 |
3年2組に所属する女子生徒。愛称は「あやちゃん」。エイケンこと森田真とは顔馴染みで、島でもずっと行動を共にしている。一見無表情だが、闘志を内に秘めた「静かなる負けず嫌い」である。また背中が敏感なため背のウィークポイントを触られると声をあげてしまう。ほかの女子に比べて羞恥心の基準が低く、スカートを脱いでブルマ姿になっても平然としていた。先端が尖った木の棒を携帯していて、よく小動物などを刺している。陸上部所属で運動神経は優れている。格闘技経験は不明だが、かなり戦闘系の少女。
各巻での活躍
(ネタバレ注意)
1巻
彼女の登場回数は仙石アキラらの主要グループと合流してから急増するものの、それまでの話で全く描写が無かったと言われれば実はそうでもない。意外にも、第1話の見開き表紙の左上に左手に持ったナイフを物憂げに見つめる彼女が描かれている。ちなみにこの見開き表紙には主人公であるアキラを始め、ヒロインの赤神りおん、主要メンバーである真理谷四郎、大森夏奈子、矢頼光一、操栖モトコ、左治一馬、石動ミイナ(偽物)、有田幸平、九重右弦、エイケンが描写されていることから、初期の段階で彼女が作者の構想に含まれていることが窺える。
第3話では、不時着した飛行機の内部で起こる集団パニックのシーンで右下に小さく登場。左手でナイフとおぼしき物を持っており、その左側に血を流しながら倒れている人(見切れていて、足しか描写されていない)がいることから、状況的に襲い掛かる暴漢を返り討ちにしたことが分かる。
続いて第4話ではエイケンに手を引かれ猛獣から逃げるシーンが、飛行機から逃げ延びた各グループの状況と共に見開きで描写されている。エイケンが必死に手を引いているにも関わらず、第1話と同じく物憂げ表情を浮かべているのは印象的だ。
2巻
第5話では、冥府の王ハデスを自称する同級生が思い浮かべる全校生徒の描写の中に小さく描かれている。また、13話のアキラがエイケンのことを心配するシーンでエイケンとセットで彼女の顔が描写されている。
3巻
第22話の表紙にやはりエイケンとセットで描かれている。
5巻
第38話のアキラが見た夢の中の"学校のイメージ"に描かれている。このシーンは今まで登場したキャラクター達が教室に集って歓談をしている描写なのだが、彼女だけ口を真一文字に結んで表情を崩していない。
10巻
第82話でようやくクラス名と本名が明らかになる。初台詞はエイケンの「まだ用意終わらないのかなぁ あやちゃん」に対する、
「もう いるよ」
である。
1話から存在が示されていた彼女であるが、10巻は82話でようやくストーリーの大筋に絡むようになった。
第83話・第84話ではエイケンらと共に島にある人工物の石塔を発見。エイケンの肩を借りて石塔に上ることを試みるも、滑って失敗に終わる。また、第85話の表紙に体操服姿で登場。改めて名前と簡易プロフィールが載せられている。
ちなみに、10巻の巻末付録に彼女の詳細プロフィールが掲載された。
11巻
今までエイケンとセットで描かれることが多かった彼女だが、ついにそのエイケンよりも目立つ形でコミックス11巻の表紙に大大と登場する。
第90話表紙では宮内真夜とガンを飛ばし合っている。この表紙では登場人物達が冬の装いをしているため、制服&体操服以外の彼女の服装を見ることができる。そして、エデンの檻お約束の女性陣による水浴びに同90話で初めて彼女が参加。
11巻からエイケングループとアキラグループが正式に合流するので、彼女の出演回数はここから飛躍的に増加する。
12巻
石塔を中心とする新ベースに襲い掛かるスミドロン、ティニタスの討伐及びはぐれた村山の救出のために起ったアキラに「仙石くん」と呼び、志願して同行。この際、人前で躊躇なくスカートを脱ぎブルマ姿になっている。作中でアキラと女性キャラクターが2人きりになるイベントは多々あったが、彼女の場合これが初めて。
その後の戦闘では怪鳥ティニタス相手に正面突破で攻撃するなど運動神経の良さを披露し、漁夫の利を狙ってきたスミドロンに対してもアキラと共に致命的なダメージを与えることに成功している。(この時、ブルマに「あや」と名前を書いていることが判明)
そして戦闘後には「うまくいったね」と、作中初めてであろう笑顔をアキラに向ける。更に、
・・ふ~ん 仙石アキラか・・・・
あんま話したことなかったけど・・・・
ちょっと興味 出てきたかも・・・・
と、モノローグを入れている。
13巻
恒例の水浴びタイム中に、石塔に忍び寄る社大吾と武藤順一の気配を察知し、宮内と共に応戦。武藤に両脚跳び膝蹴りをお見舞いしている。
その後、アキラがくじ引きで編成したピラミッド探検隊に加入。ピラミッドへの道中ではカブトムシを串刺しにしたり、木の上に登って辺りを偵察するなど、マイペースながらも探検隊に貢献している。なお、鈴木綾一の評価は「凶暴な女は好きじゃない」とのこと。
14巻
錦織隆の策謀により、アキラ達探検隊と共にピラミッド内部の探索を行う。一見直線に思える下り通路の緩やかなカーブをその抜群のボディーバランスで看破し、アキラから女のコなのに心強いヤツだな――と評価されている。その際アキラに背中をポンッと叩かれ、
ふあっ
と声を出してしまったことにより鈴木に背中の弱点を発見され、直後鈴木にそのウィークポイントを触られると、
ふあぁっ
と敏感な声を出してしまった。