詳細はハーフリングを参照。
ダンジョン飯のハーフフット
漫画『ダンジョン飯』では妖精ではなく人間の人種として登場する。
平均身長 |
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成人年齢 | 14歳 |
平均寿命 | 50歳(短命種) |
特徴
小柄で華奢な体格をした種族。
手先が器用で、大きな耳が示すように聴覚をはじめとした五感も鋭敏。
中年と呼べる年齢の者でも少年少女のような若い容姿をしており、知らない人からするとトールマン(現実の人間に最も近い種族)の子供にしか見えない。住人の大半がトールマンである東方群島の忍者たちも初見では子供と間違えていた。
名称
「ハーフフット」という名前の由来は足のサイズや歩幅がトールマンの半分しかないからとも、窃盗に手を染め刑罰として片足を切り落とされる者が多かったからとも言われている。この呼称を快く思わないハーフフットも多い。
ハーフフットが独自に使用する言語で彼らを差す呼称も存在するが、作中世界で使用されている共通語の「発音を憚られる単語」と同音異義であったらしい。
他にもハーフリング、こびと、インプ、コロボックル、リリパット、ゴブリンなどの呼称が存在する。ゴブリンに関しては作中の世界に亜人系の魔物としてのゴブリンが別に存在している(似たような例として土の精霊のノームと人種のノームが同時に存在する)。
個人名は「前名」と「後名」に分かれており、前名のみで呼ぶのは家族、恋人、親友といった親しい間柄の者同士である。
また苗字はいわゆる父称であり父親の前名に「ズ」か「ス」を付けて呼ぶ。
例えばメインキャラであるチルチャックのフルネーム「チルチャック・ティムズ」は
「チル(前名)+チャック(後名)+ティムズ(ティムの息子)」となる。
チルチャックの3人の娘が姓を名乗る場合は「チルズ」あるいは「チルス」となる。
他人種との関係
基本的にハーフフットは居住地域から出ない者が大半であり、それ以外の土地で他人種と関りを持つのは上昇志向の強い者が多い。結果「手癖が悪い」「強欲で狡猾」「(悪い意味で)口が上手い」などの偏見を持たれている。
冒険者としては手先の器用さと感覚の鋭さから罠の探知・解除や鍵開け担当するスカウト、レンジャーの職を担う。非力なため戦士には向かず魔術への適正も高いとは言えない。
この種族の該当者
関連タグ
ホビット……近年安易に「発音を憚られる単語」となっている。