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ウォーズマン理論の編集履歴

2024-09-14 10:06:14 バージョン

ウォーズマン理論

うぉーずまんりろん

ゆでたまご作の漫画『キン肉マン』に登場する“ゆで理論”の代表例の一つ。

ウォーズマン理論その1

ベアークローを両手につけて)100万パワー+100万パワーで200万パワー!!

いつもの2倍のジャンプが加わり、200万×2の400万パワー!!

そして、いつもの3倍の回転を加えれば、400万×3の

バッファローマン!お前をうわまわる1200万パワーだーっ!!


というウォーズマンさんの理論、スクリュードライバーが光の矢になる。


勢いに流されて当時の子どもたちは納得してしまっていたが、冷静になってみるとツッコミどころの多い理論である。

  • ベアークロー(スクリュードライバーの威力)が一応100万パワー相当あるとしても、それを両手に付ける(二刀流でのスクリュードライバー)だけで何故200万パワーになるのかという根本的な部分から始まり……
  • 2倍の跳躍からの落下式攻撃なので、質量や重力加速度の観点からその分威力が増加するのは分かるが、2倍の跳躍をしたからといって単純に威力も2倍になるという良く考えれば分かるトンデモ理論。
  • 回転する事による破壊力の向上に伴い、回転数が3倍になるからと今までの計算で弾き出されたパワーが更に3倍になってしまう超人的理論。回転運動におけるエネルギーや力の増加は回転数が上がれば確かに上昇するが、回転数が3倍になるから破壊力も3倍になる訳ではない。

……等々、野暮なツッコミかもしれないが、総合的に破壊力が増すのは間違いないながら…とても1200万パワーまで叩き出せるとは思えないやり方である。

(しかもこの理論をロボ超人の彼が提唱し、ファイティングコンピューターが導き出すという凄み)

しかし、1000万パワーあるバッファローマンの角を折る事に成功している為、結果論的には上記のウォーズマンさんの理論は「少なくとも上記のやり方で1000万パワー以上を叩き出す事が出来る」と言えるだろう。

また、後述するその4では9999万パワーの相手にこの理論でフィニッシュブローを叩き込む事が出来たので、最終的にはキン肉マンの世界では認められる理論と評する事も出来るだろう。


この活躍が功を奏し、後に戦うキン肉マンの心臓にロングホーンが刺さるのを防いだ


もしウォーズマンさんが折らなかったら、キン肉マンは負けていただろう……。


ウォーズマン理論その2

オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ=友情 という公式。

氷の精神のほうが強かった気がしなくもない。

余談だがこの理論が出た試合で、ウォーズマンの残虐ファイトがキン肉マンに批判されたが、その後のラーメンマンが見せた残虐ファイトについては特に何も言われてない。ドウイウコトナノ?


ウォーズマン理論その3

オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ+シンジルココロ友情

完璧超人をも打ち倒すウォーズマン渾身のヴァージョンアップである。

「試合時間30分以内に相手を倒し続けた結果、30分の活動限界が出来た」というポンコツっぷりがネタにされてきたウォーズマンだったが、なんとその限界を超えて動けるようになる。

この試合では素顔のコンプレックスも克服しており、ウォーズマンの弱点がどんどん解消されていった。(ウォーズマンに限らず、近年はどのキャラも旧シリーズでネタにされがちだった弱い部分を払拭する描写と活躍が多い。)


ウォーズマン理論その4

100万パワー+100万パワーで200万パワー!!

いつもの2倍のジャンプが加わって200万パワー×2の400万パワー!!

そしていつもの5倍の超回転を加えて400万×5の2000万パワー!


 だがこれでも足りない!最後の一手は・・・ 


スーパーユウジョウモード爆縮!発動限界時間5秒!


 これがオレの最後の限界・・・ギリギリ神に届くレベルの1億パワースクリュー・ドライバーーーーーーーッ!! 」


ロボ超神オニキスマンとの戦いで見せた新たなるウォーズマン理論である。両腕をへし折られ、パロ・スペシャルも破られて尚立ち上がったウォーズマンの最後の一手であり、友をシンジルココロでヴァージョンアップさせた渾身のスクリュードライバーである。

1億パワーの光の矢となったウォーズマンは9999万パワーを誇る超神の身体をも引き裂くことに成功したが、全エネルギーを使い果たしてしまったために勝ち名乗りを受けられず、結果は両者KOの痛み分けとなった。


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