概要
最終決戦も佳境。
承太郎は、DIOのナイフ投げ攻撃により『詰み』に追い込まれていた。
何本かナイフを振り払ったものの、時間停止が解除された瞬間、体にはナイフが突き刺さり、衝撃で吹き飛ばされてしまう。飛び道具を警戒してあらかじめ服の下に仕込んだ雑誌により致命傷は避けたものの、ダメージは大きい。
承太郎は、死んだふりをしてやり過ごし、チャンスを狙ってとどめを指すことを選択した。だが、
「 念には念を入れとくとするか 」
「 ジョースターの血統は強運だからな 」
「 死んだふりをしてだましているかもしれん 」
DIOはまだ警戒心を解いてはいなかった。最後の最後まで、疑り深く、入念に因縁を断とうとしていた。
「 完全なるとどめを………
指す!…… 」
「 こいつで……… 」
「 首を切断してな 」
DIOは道の標識を手折り、承太郎へ死刑宣告を行なった。
関連タグ
道路標識…本場面では、「6:00〜12:00まで左方向外進行禁止」を意味する標識であった