ヴァレリア(レスレリアーナのアトリエ)
ゔぁれりあ
今から3年前、私は目覚めた。 その時より前の記憶が一切ない
CV沼倉愛美
概要
レスナ・シュテルネンリヒトに連なるレスレリアーナのアトリエのもう一人の主人公。
普段は王都にある港町で相棒のハイディや仲間のフロッケ達と暮らしてるが貧民層に加え経済環境がかなりギリギリの状態で暮らしている。話もレスナサイドと交互に進んでいき交差する形となっている。
主な以来の請負先にもなっている月影の会のいざこざの後はレスナの師匠であるザスキアの計らいでハイディとランヅェと共にレスナの故郷の村で暮らしている。
人物像
頭から角が生えておりスポーティーな格好をしている。現時点で詳細は不明だが片方の角が折れている。恐らく人間ではなく魔族だと思われ人間離れした身体能力を持つが身体構造的には人間と全く差がない模様(ザスキアからもその事を言及されている)。
記憶喪失のつわもの。戦いの腕は一級品で、相棒のハイディとともに様々な荒仕事をこなしてきた。過去の記憶を失っており、自分が何者なのかを探しながら生きている。 気が強くズバッとものを言う性格だが、相手に押されると案外弱い。 錬金術についても当初は知らなかった。
3年前に目を覚ますと、名前やなにもかもに関する記憶が無くなっていたが、ある時魔物に襲われてるハイディを救う形で出会い、そこでヴァレリアという名をつけてもらった。
以降は極貧に耐えながらフロッケ、ハイディ、ランツェ達と王都の片隅で共同生活をしている。
意外と食い意地が張っておりレスナに飴(移動用)を「それ食べて良いの?」と思わず聞いてしまうほど。
レスナ達と出会った当初はあまり愛想が無くライバルキャラのような感じだったが、彼女達や異邦人と行動を共にしていく内に人間味を増していき11章の終わり頃では周囲の人間に影響されたのかサムズアップをしている。ハイディの証言からしても目覚めた当初は今に比べて、かなり尖った感じだった事が窺える。
余談
開発チームのインタビューによるとキャラ設定としては「ライザのアトリエ」などの「秘密」シリーズで多くの方にシリーズを知っていただけた一方で、ライザのような「アトリエ」としては少し意外なキャラクターとは異なる、いわゆる「アトリエ」シリーズと聞いてファンの方が想像するような、かわいらしい主人公(レスナ)を立てたかった反面前作主人公のライザのような活発で元気ハツラツ系のキャラクターを用意するために設定したと語っている。
関連タグ
ヴァレリア(DQ10)…別企業ゲーに存在する同名の登場人物。こちらは女魔王である。
エレン…同作の登場人物で立ち位置や人物面など様々な点で似通っている。
ネタバレ
人間ではなくホムンクルス。14章の終わり後にルドミラ(クリセルダ)からその事実を告げられる。彼女の口によればヴァレリアには機械技術が使われており、心臓にあたる部分は永久機関のような物が備わっているらしい。人間離れした身体能力が備わっているのも元々は戦闘用として作られたためである。人工物のため当初は心がなく好戦的な性格であったという(回想シーンでもその驚異的な戦闘能力が描かれている)。記憶がないのは当然の事でありそれは誕生してから間もないからである。
また親という概念についても人工生命体である彼女が理解できないのも無理はない。現時点では詳細不明だが何かしらの形で機能停止していたと思われる。
そしてヴァレリアは自身のアイデンティティに苦しみ人間も機械でもない狭間で揺らいでいくのであった…。