リンク(知恵のかりもの)
ちえのかりもののりんく
この先は『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』のネタバレを含むため、閲覧は自己責任でお願いします。
概要
ゲーム『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』に登場するキャラクター。
(久しぶりに)御馴染み緑の衣をまとった勇者。
魔王ガノンを倒したものの、謎の裂け目に引きずり込まれて消息不明となってしまう。
プロローグでは従来通りに彼を操作してダンジョンを進み、ガノンを倒してゼルダ姫を救出することになる。
剣や盾、PVで使った『剣士の弓矢』(ため撃ちで3方向に矢を放つ)、ためて放つことで自走して壁や天井を走るボムチュウになる『剣士のバクダン』を持っており、ハートの数も最終決戦を彷彿させるカンスト具合である。
なんとかガノンを倒したものの、その後、倒したガノンと共に謎の裂け目に飲み込まれてしまう。
彼が飲み込まれる直前にゼルダ姫が封印されていたクリスタルを弓矢で打ち抜いたため、ゼルダ姫は無事に解放されて脱出する。
(その後色々あってゼルダ姫がハイラルを救うために冒険に出ることになるため、そのきっかけをつくっている。)
ゼルダ姫が冒険に出た後は、無の世界のミナミノ神殿にて「目が赤くなって黒いオーラを纏った状態」でゼルダ姫の前に現れ、彼女に襲いかかった(トリィ曰く、ハイラル王の偽物と同じ感じがしたとのこと)。
盾を構えながらゼルダに迫り、剣で斬りつけてくる。
そのため如何に盾の防御を突破してダメージを与えられるかが攻略の鍵になる。
さらに、ある程度ダメージを与えるとダークリンクを思わせる紫色の形態に変身し、更に攻撃の激しさが増す。
その後も様々なダンジョンにて待ち構えており、その度に「弓矢」や「バクダン」など、歴代シリーズで使用していた武器を用いてゼルダ姫に挑んでくる。
そして、彼とのバトルに勝利することで、「剣士モード」で使用できる武器が新しく増えていく。
人物像?
ミナミノ村に住む剣士で、草刈りから魔物退治まで何でも請け負っていた。
今作ではゼルダ姫とはガノンとの決戦で初対面であり、剣に刻まれた名前を見てゼルダは初めてリンクの名前を知るようになる。
今作では、勇者としてはあまり名が知れ渡っておらず、ハイラル王も「緑衣の剣士」と聞いて心当たりがなさそうにしていた。
過去の2Dゼルダ作品と同様に左利きで、手にした剣はマスターソードではなく、ルーベリが作った『力の剣』である(プロローグでは『剣士の剣』という名前だった)。
裂け目に飲まれたことでリンクの手を離れ、力を失ってく『ふしぎな剣』となってゼルダの手に渡った。
実は本編より前に裂け目に飲まれて神隠しにあった子供たちの内の1人であり、他の子供たちと共になんとか生還したものの、全員が物言わぬ廃人になってしまった。
だが、リンクだけは言葉を失った程度で済み(そのため、主人公でなくなった今作でも無口な理由付けになった)、裂け目の発生を感知する力に目覚めた。
ルーベリと協力し、人知れず裂け目の魔物を倒してハイラルを救っており、裂け目の魔物の中でも強大な力を持つ魔王ガノンを倒すことで世界が平和になると信じてガノンを追い続けていた。
その過程で様々な場所で裂け目に飲まれそうになった人々を救ってきたため、リンクに救われた人々から、ゼルダが頭に被っている剣士のフードを見て一瞬リンクと勘違いされることがある。
ちなみに『夢を見る島』のリンクと同様に、持ち物に自分の名前を書いている。
余談
PV3のラストにゼルダに襲い掛かる場面から、発売前から「本作のリンクはラスボス」という考察があった(現に『トワイライトプリンセス』にて、ゼルダが魔王に取り憑かれて敵対する例があった)。
蓋を開けてみれば序盤の中ボスというかなり早い段階での対決であった(その後何度も戦うことを踏まえればこちらの方に近い)。