黄金聖闘士達が守護する12の宮殿。
一番下の白羊宮から最上部の双魚宮まである。
元ネタは黄道十二宮。
ここが舞台になるということは必然的に黄金聖闘士達の戦闘シーンが見られ、原作・各派生作品とも盛り上がる展開になる事が多い。
原作、LCなどの設定
アテナ軍の本部的存在である聖域の中心的施設で、
双魚宮のさらにその上には教皇の間、さらに最上部にはアテナ神殿がある。
十二宮には結界が張ってあり、特殊能力者でもテレポートなどで
ショートカットすることは不可能な状態であり攻略には下から律儀に1宮づつ攻め入る必要がある。
宮殿の内部については原作ではあまり詳細はないが、LCではそれぞれの宮の守護担当者が私物を持ち込んでいる様子も描写されている。
また「教皇の間」には沐浴用の風呂がある模様が原作でも描写されておりサガが浸かっていたシーンは有名。
後述の聖闘士星矢Ωの新十二宮編以外は原作・派生作品とも基本的にこの設定である。
Ω十二宮編の設定
本作前半でマルスに乗っ取られてしまい、アリアの力を無理矢理使い
強引に聖域全体ごと、旧来あった十二宮が破壊され尽くしてしまい、
跡地に「バベルの塔」が建てられている。
また29話でマルスがアリアの今際の際に搾り取った力と杖を使い、新十二宮が
バベルの塔の上部に天空へ向かって螺旋状に伸びるような形で作られている。
各宮の外見は一見旧作と酷似しているが、内部はそれぞれ大きく違っており庭園や異世界のようにすら見えるようになっている。担当者の心象風景を反映しているのではという説もあるが不明。
- 各宮の内部
宮名 | 担当者 | 内部の様子 |
---|---|---|
白羊宮 | 貴鬼 | 開けた緑豊かな場所 |
金牛宮 | ハービンジャー | 多数の骨が積み上がっている |
双児宮 | パラドクス | カラフルな茸やモノリスの立っているメルヘン風の庭園 |
巨蟹宮 | シラー | 砂地に高い岩がそびえ立つ |
獅子宮 | ミケーネ | |
処女宮 | ||
天秤宮 | 玄武 | |
天蠍宮 | ||
人馬宮 | ||
摩羯宮 | イオニア | |
宝瓶宮 | ||
双魚宮 |
メディア曰く「黄金聖闘士がそこにいて小宇宙を燃やすだけでも天空に伸びるアテナの光を支えられる」とのことで、黄金聖闘士の中には必ずしもマルスに忠実でない者もいるがあまりマルスやメディアは意に介していないようである。