嵐の中にあれど、雷鳴が轟く最中だろうと、空の世界には美しく残酷な共鳴が満ちている。彼の星晶獣は元素の共鳴を聴き、辿り、己の存在を探す。長き時の気まぐれの狭間、人間達との刹那の邂逅は、彼の胸に何を響かせるのか。
Calling!無量の概要に溺れるがいい!
メドゥーサの友人"星トモ"の1人。
キャラクターとしては、レジェンドガチャで「マイムールクローズ」を入手すると土バージョン、「ソロモンアクセル」を入手すると火バージョンが加入。
性格
うるさい。攻撃もセリフもすべてが騒々しい。
最初の攻撃ではねっとりと甘く呟くが、以降の攻撃のほとんどでバリバリとはしゃぎ出す。うるさい。
音楽関連のスラングを多用するのも特徴的。こちら側のうるさい男とは仲良くなれそうである。
音楽家として独特の価値観を持ち、主人公らを「雑音」と見なして排除しようとする。その過程で、悲鳴を一つの旋律として取り込む姿も見せる。
この世界を「砕けた世界」と呼び、奥義で致命傷を与えた相手を「肉の華」と表現するなど、ポエマーな意味深な事を言う。
音楽に生きているからと言えばそれまでかもしれないが、この意味深なセリフには深い意味が込められている可能性もある。
オネイロスのように星の民に捨てられたか、サンダルフォンのように何かに否定されてその人格が形成された過去があるとも考えられる。
戦闘開始時のセリフ「Calling!無量の天恵に溺れるがいい!」は二種類存在し、「Calling」の言い方が妙にハイトーンになっているのとそうでないのがある。いずれにしてもうるさい。結論はうるさい。
2019年のシナリオイベント「星の獣のレゾナンス」に登場。
イベントでは、覇空戦争後、『妹』を探している最中に、同じく『姉』を探しているメドゥーサと知り合う。
ナタクと戦い打ちのめされるもサテュロスとともに仲良くなる姿が描かれる。
時折メドゥーサの頼みごとに文句を言いつつも付き合うなど、仲間思いで面倒見が良い一面を見せた。
肩に乗っている薄紫色の猫「ハンニバル」は、ルリアノートによるとバアル自身で同一の存在らしく、その名前も「大いなるバアル神」を意味している。
お前の悲鳴は…我が強さの一小節…
味方として
召喚石のレジェントガチャでのみ登場。土属性SSRであり、見合うだけの威力は有るが、加護効果が「土と光」というバラけたものとなるため、他の特化した召喚石と比べるとメインに置く上での使い勝手は少し悪い。
しかし召喚効果は強く、クリア効果を持っている。なので、仮に主人公がアビリティ封印をかけられていたとしても、バアルを使えば自分を解放する事も可能である。
最終上限を開放すると弱体耐性も上がるため、デバフを雨なだれのようにかけてくるセレスト戦等では使い道がある。
後に2023年6月19日更新のグランデフェスで火属性版が実装。属性的な事情で組ませにくかったナタクとも組ませることができるようになった。
(ナタクとメドゥーサの2名の火属性版は季節限定のため、そろえる難易度は非常に高いのだが…)
性能
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR(土) | ラウダー・レゾナンス | アダドの境界 / セッション / ナッシュビル | ツイン・リード / 共鳴増幅 |
SSR(火) | ユニバース・セッション | オルタネイトピッキング / ウォールオブデス / 魂の二重奏 | 重なる音色 / チェインレゾナンス |
敵として
うるさいがメチャクチャ強い。
その要因が「マイムール」の存在である。バアルの周囲に生えるトゲトゲした敵で、2体が登場する。通常攻撃は行わず、CTが溜まると厄介なデバフ付きの奥義を放つ。
特に「ハーフステップダウン」という回復不能の衰弱効果や、攻撃力を上げるが防御を下げて敵対心を高める「ナッシュビル」が特徴であり、他にも呪いや麻痺、毒などの厄介なデバフが次々と襲いかかる。
さらにCTが3と2という妙なバラけ方をしている。このせいでバアルの奥義の前後、もしくは同時に技を放ってきて非常に厄介。
下手にダークフェンサーのスロウをかけると1ターンで3連続奥義が飛んできたり、波状攻撃でボロボロにされたりする可能性が高い。
加えて、マイムールはマグナ並みの体力を持ち、無論彼らを束ねるバアル本体はさらに強大な力を持つ。
マイムールの厄介さはそれだけにとどまらない。バアルが土属性であるのに対し、マイムールは光属性。この属性の違いも戦闘を困難にしている。
バアル対策に編成したパーティではマイムールの削りが難しく、逆にマイムール対策の闇属性編成は、バアルにも通用しないわけではないが育成が非常に難しい。
バアル本体も無視できない存在である。戦闘開始直後、必ず「アダドの境界」という全体攻撃を放ち、十天のニオが付けてくるようなスリップダメージ付きの「調律」と呼ばれるデバフを付与してくる。
この調律がかかっている状態でマイムールの攻撃を受けると、先述の厄介なデバフが一層積み重なり、「バアルが場を作り、マイムールが荒らす」という構図が完成する。
この構図を破壊することが討伐において極めて重要となる。
また、特殊行動にも注意が必要である。バアルのHPが50%を切ると、3000を超える超火力攻撃「ハッドゥの雷」を3回打ってくる。
この攻撃は2体に麻痺を付与するため、かけられる相手が相手だと詰んでしまう可能性がある。
さらにHPが10%以下になると真の力を解放し、超多段ヒット技「ソロモンの轟音」で怒涛の攻撃を仕掛けてくる。この技は弱体効果を1つ解除するため、麻痺以外の行動不能系デバフは無効化され、マルチバトルの戦況を意図せず荒らす原因となる。
バアルやマイムールの攻撃は重く、ほぼすべてがデバフを伴うが、これらの技全ては「調律」がかかっているかどうかで大きく変わる。このデバフを防ぐためのマウントや、消すためのクリアを駆使することで、戦況が大幅に楽になる。
バアルを討伐した際には、極低確率で「プライマルシリーズ」という強力な武器が2種類ドロップすることがある。
1つは「ソロモンドライブ」と呼ばれる、[どう見ても楽器な斧>アオイドス(グラブル)]]であり、「攻撃力上昇」と「HPが少ないほど攻撃力が上がる」背水スキルを持つ。
類似のスキル構成武器にティアマトボルト・マグナ(あちらは方陣というマグナ召喚石の加護をうけるスキルであることが相違点)があることからその強力さは説明不要といえよう。
もう1つは「マイムールヴィジョン」という銃であり、癖はあるが強力な武器。最大HPが10%減る代わりに攻撃力が大幅に上昇する「暴君」と、弱点属性クリティカルとダブルアタック確率も向上させる「克己」のスキルを併せ持つ。
どちらの武器もティターン編成で中核を成し、筋力の加護を受けることでこのスキル効果が120%に強化される。
熾烈なバアルの戦いを耐え抜いた者には、これらの強力な武器が手に入る可能性があり、報酬はそれに見合った価値を持っている。
関連タグの彼方へ…わが旋律は消えてゆく…
メドゥーサ(グラブル) サテュロス(グラブル) ナタク(グラブル)
アオイドス…フェイトエピソードに登場。アオイドスの結成したバンドにバアルがスカウトされた。イベント「The End of THE DOSS」では、共に音楽フェスに出演をした。