概要
日丸屋秀和による漫画「ヘタリア Axis Powers」を原作にしたミュージカル。
pixivではミュージカル関連のファンアート、観劇後の感想やレポートなどにこの「ヘタミュ」タグが付けられている。
2015年にミュージカル化が発表。
史実寄りの重い内容をヘタリアならではのゆるさで包み込んだ絶妙な脚本、
ミュージカルならではのキャラクター解釈、キャストによる丁寧な役作りやアニメ声優に寄せた声の演技などから、原作ファンからも舞台ファンからも好評を博し、シリーズ化。
曲の中で公演グッズのフラッグを振るのが特徴。
第3弾となるNW公演初日にミュージカル「ヘタリア」の卒業が発表され、2018年3月にFINAL LIVE を開催し、一旦シリーズは終了した。
その後3年のシエスタ期間を経て2021年に新シリーズとして再始動。
2024年8月9日GLW京都公演初日にてシリーズ通算100公演を迎え、
9月8日GLW東京大千秋楽カーテンコールにて、2025年新作決定が発表された。
「俺たちのヘタミュは三部作じゃないぞー!」
公演
第一弾(SW)
ミュージカル「ヘタリア~Singin' in the World~」
2015年12月24日~12月29日 Zeppブルーシアター六本木
原作エピソードと史実を交えながら、WW1でのドイツとイタリアの出会いから枢軸国の結成、WW2の終わりまでを描く。
第二弾(GW)
ミュージカル「ヘタリア~The Great World~」
【東京】2016年11月10日~11月20日 シアター1010
【大阪】2016年11月25日~11月27日 森ノ宮ピロティホール
スペイン登場。
15世紀、大航海時代に発見された新大陸でアメリカを弟にしたイギリスはナンバーワンを目指す。
第三弾(NW)
ミュージカル「ヘタリア~~in the new world~」
【大阪】2017年7月15日~7月17日 NHK大阪ホール
【東京】2017年7月21日~8月2日 シアター1010
プロイセン登場。
WW2の後、「俺様日記」をヒントに、バラバラになってしまった枢軸3人を再びつなげようとイタリアが奔走する。
ヘタライ(WU)
ミュージカル ヘタリア FINAL LIVE A World in the Universe
【東京】2018年3月17日~3月18日 幕張メッセ イベントホール
【大阪】2018年3月21日 フェスティバルホール
「お祭り」をテーマに歴代の曲、カット曲、新曲などをライブ形式で披露。
千秋楽での座長の1時間に及ぶキャストあいさつは語り草となっている。
新シリーズ
キャストは続投でロゴや衣装などが新しくなり、ラストの各国メドレーも『まるかいて地球』からミュージカルオリジナル新曲の『地球まるっとフェスティバル』になっている
第一弾(WW)
ミュージカル「ヘタリア~The world is wonderful~」
【大阪】2021年12月16日~12月19日 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【東京】2021年12月23日~12月31日 品川プリンスホテル ステラボール
ロマーノ登場。
19世紀、イタリアはスペインの元にいるロマーノと再びひとつになるため、オーストリアの家からの独立を目指す。
第二弾(FW)
ミュージカル「ヘタリア~The Fantastic World~」
【大阪】2023年4月7日~4月10日 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
【東京】2023年4月15日~4月23日 日本青年館ホール
オランダ登場。
大きなお祭りの主催をすることになった日本が悩み、現代から過去の世界へ。そこで昔の中国と出会い、自身のルーツを辿っていく。
演出にヘタミュ初のプロジェクションマッピングが使用された。
第三弾(GLW)
ミュージカル「ヘタリア~The glorious World~」
【京都】2024年8/9~8/12 京都劇場
【大阪】2024年8/17~8/19 森ノ宮ピロティホール
【東京】2024年8/24~9/8 日本青年館ホール
ライバル同士で喧嘩しながらも頂点の景色に最も近づいたフランスとイギリスの話。
演奏に生バンドを起用。GLBが結成された。
第四弾
2025年公演予定!
キャスト
キャラクター | 一作目(SW) | 二作目(GW) | 三作目(NW) | ヘタライ(WU) |
---|---|---|---|---|
イタリア役 | 長江崚行 | 長江崚行 | 長江崚行 | 長江崚行 |
ドイツ役 | 近江陽一郎 | 上田悠介 | 上田悠介 | 上田悠介 |
日本役 | 植田圭輔 | 植田圭輔 | 植田圭輔 | 植田圭輔 |
アメリカ役 | 磯貝龍虎 | 磯貝龍虎 | 磯貝龍虎 | 磯貝龍虎 |
イギリス役 | 廣瀬大介 | 廣瀬大介 | 廣瀬大介 | 廣瀬大介 |
フランス役 | 寿里 | 寿里 | 寿里 | 寿里 |
ロシア役 | 山沖勇輝 | 山沖勇輝 | 山沖勇輝 | 山沖勇輝 |
中国役 | 杉江大志 | 杉江大志 | 杉江大志 | 杉江大志 |
オーストリア役 | 菊池卓也 | ROU | ROU | |
スペイン役 | 山田ジェームス武 | 山田ジェームス武 | ||
プロイセン役 | 高本学 | 高本学 |
※オーストリア役の菊池卓也は3作目以降はミュージシャンの「ROU」名義で参加している。
新シリーズ
キャラクター | 四作目(WW) | 五作目(FW) | 六作目(GLW) |
---|---|---|---|
イタリア役 | 長江崚行 | 長江崚行 | 長江崚行 |
ドイツ役 | シエスタ組 | 上田悠介 | 上田悠介 |
日本役 | 植田圭輔 | 植田圭輔 | シエスタ組 |
アメリカ役 | 磯貝龍虎 | 磯貝龍虎 | 磯貝龍虎 |
イギリス役 | 廣瀬大介 | 廣瀬大介 | 廣瀬大介 |
フランス役 | 寿里 | 寿里 | 寿里 |
ロシア役 | 山沖勇輝 | シエスタ組 | 山沖勇輝 |
中国役 | 杉江大志 | 杉江大志 | シエスタ組 |
オーストリア役 | ROU | シエスタ組 | シエスタ組 |
スペイン役 | 山田ジェームス武 | 山田ジェームス武 | シエスタ組 |
プロイセン役 | 高本学 | 高本学 | 高本学 |
ロマーノ役 | 樋口裕太 | シエスタ組 | 樋口裕太 |
オランダ役 | 磯野亨 | 磯野亨 |
※出演が無い場合もキャストは変更せず、「シエスタ組」と称される
アンサンブル
舞台装置の移動やバックダンサー・コーラスなど、演出のサポートをする役者のこと。
ちびたりあと神聖ローマ(人形)やフィンランド・ローマ帝国など、キャスティングされていない諸国を演じる場面もある。
キャストたちからは「神々」と呼ばれている。
尚、FINAL LIVEではダンサーが同様のポジションにあたる。
Singin' in the World
仲田祥司/池田謙信/原野正章/今田竜人/三原大樹/帯金遼太/山本哲平/岡本笙
The Great World
池田謙信/今田竜人/帯金遼太/山本哲平/山田諒/喜多野章太郎/茶谷健太/大澤信児/田村公典/徳留達也
in the new world
仲田祥司/帯金遼太/町田尚規/山内涼平/山田諒/茶谷健太/新開理雄/一之瀬達也/山口渓/橋本佳貴
FINAL LIVE~A World in the Universe~(ダンサー)
浅山順大/五十嵐胤人/伊藤翔/岡本笙/帯金遼太/河野健太
木本雄/佐藤優次/竹井弘樹/多田滉/成田凌/徳留達也
町田尚規/三宅柊大/村上雅貴/吉田邑樹
The world is wonderful
仲田祥司/松永健太郎/町田尚規/伊東征哉/松崎友洸/平澤佑樹
The Fantastic World
仲田祥司/町田尚規/伊東征哉/山口渓/松崎友洸/安久真修/丸山武蔵/船橋拓幹
The glorious world
仲田祥司/町田尚規/伊東征哉/松崎友洸/安久真修/丸山武蔵/大嶌幸太/南館優雄斗
バンド
FINAL LIVEにて、演出の吉谷氏の希望によりバンドが似合う楽曲が生バンド編成される。
宮里豊(Gt.)/西川ノブユキ(Gt.)/菊池亮太(key.)/奥村眞也(Dr.)/横山航太(Ba.)
Glorious band
GLWは生バンド演奏となり、Glorious band(GLB)が結成された。
畑野圭慧 田中葵(Key1&Cond)/松岡美弥子(Key2)/西川ノブユキ(Gt.)/よこやまこうだい(Ba.)/奥村大爆発(Dr.)/地行美穂 大嶋世菜(violin)
スタッフ
主催:ミュージカル「ヘタリア」製作委員会
(フロンティアワークス、ポリゴンマジック、セガ・ライブクリエイション、KADOKAWA)
制作:ポリゴンマジック
LIVE制作:バンダイナムコ ライブクリエイティブ
脚本:なるせゆうせい
演出:吉谷光太郎
音楽:tak(FWを最後に引退)/(GLWより)宮里豊
振り付け:MAMORU
関連タグ
ヘタミュ100users入り ヘタミュ500users入り ヘタミュ1000users入り