概要
横浜市内で美容店を経営している男性。
詳しい経歴は不明だが、「佐伯組」という小規模極道組織のトップを張っていたが、解散している。
人物
容姿
青山琉己をして「イケオジ」と称される中年男性で、年を取ってからは前髪を左に流している。
性格
元から美容師と極道の二足の草鞋で生きてきたと思われ、貧困家庭の多い地区でボランティアで子供達の髪を切る人格者であった。
現在では格安の美容店を経営しており、腕前も含め、地域住民にも信頼されているようだ。
親に捨てられた長門碧にとって父親のような存在で、大人になった長門から弟子入りを請われるが「後継者はいらない」というスタンスから断っている。
しかし「男前」という座右の銘は長門の心に強く刻まれ、散髪をする際は、必ず彼の下を訪れている。
活躍
長門の回想と現在にて初登場。
シマの見回りをしている時に、支援金目当ての里親に虐げられて1人彷徨っていた10歳の長門と出会い、伸び放題だった彼の髪を散髪し、彼に『男前』としての生き方と説いた。その後、里親の悪事に気付き、2人をボコボコに〆上げて、『貰った金は子供の為に使え』と警告した。この為、長門が生活は彼が大人にらならまで、まともになった。
「佐伯組」を解散した後は概要のとおり、美容店を経営し、長門が所属する神城組にミカジメ料を払っていたらしく彼が組入りしてからも交流は続けていた、天城戦争中、長門が護衛の組員2名を連れて美容店に訪れた際、佐伯は天羽組の青山琉己と飯豊朔太郎が車で張り込んでいる事に気付き、長門達を店内に入れて事情を話して、裏口に逃がして長門を援護した。しかしこれが今生の別れになるとは佐伯自身はもとより、長門自身も知る由はなかった。
考察
辞めた時期
暴力団が組織を解散する時は地元の警察署に組長本人が赴き、解散宣言を行う必要がある事と、組員を辞めた場合は暴対法の条例の一つ『元暴5年情報』に基き、辞めてから5年間は組員と見做され、銀行口座、生活保護、生命保険、携帯の契約等、様々な制限が課される為、佐伯が引退したのは長門が神城組に入る前だと考えられている。
神城組の助っ人で参戦する可能性
活躍にもある通り、美容店の裏口から長門を逃して援護したものの、2024年8月16日の動画にて、長門は青山との死闘で致命傷を負い、飯豊にトドメを刺された事で死亡した為、視聴者の間では『佐伯が長門の仇討ちの為に天城戦争に介入するのでは?』と議論の的になっている。
余談
性格の項目に記載されている通り、長門の入門を断っているが、この時の『佐伯組』は佐伯1人だけだったのが理由である。
奇しくも佐伯・ゼッターランド・博子と同姓だが、血縁関係は不明。なお、ゼッターは普段は表参道で散髪している模様。