概要
声優:鹿野優以
新道寺女子の麻雀部部長で副将を務める3年生。インターハイ開始前のある日、放課後の帰り道に花田煌が「捨て駒」である事を姫子に明かしたのだが、その時に死角に居た本人に聞かれてしまう。
去年まで(1年生時から)は彼女が新道寺女子のエースで先鋒だったが、春の全国大会では白糸台高校の宮永照とかち合い、能力を見破られたうえに惨敗するなど、戦績が振るわずにエースの座を退く事になり、また、チームの選手編成方針の大幅な変更を促す事になった。
中学生時は佐賀県の生立ヶ里(うりゅーがり)中学校に在籍しており、鶴田姫子は中学生時からの後輩であり、インターミドルでも2人セットで活躍していた。
宮永照に惨敗したとはいえ、北部九州最強の称号を3年間手放していない辺り、全国トップレベルの打ち手である事は間違いなく、白糸台高校で序列5位の亦野誠子をして、明らかに自分より上手である事を思い知らせた。
※以下、最新話のネタバレを含みますので、コミックス派の方は閲覧注意です。
リザベーション
第15話「関門」にて、遂に公式試合の舞台に登場した。そしてその能力が対戦経験のある宮永照の解説の元、明かされ始める。
哩の能力は「リザベーション」という名称(らしい)で、配牌を確認し、完成形の飜数を予測し、一度、牌を伏せて起こす動作で発動する。発動すると、その飜数と同じ数の鎖に繋がれるエフェクトが発生し、相方の姫子にも伝わるのである。これによりいわゆる『縛り』が発生し、予測通りの飜数の手で哩が和了出来ると、次に登場する姫子が同じ局で哩の倍の飜数の手で和了する事が確定する。逆に哩が和了出来なかった場合、姫子も和了できないか、一飜手止まりとなる。
ちなみに、リザベーション(reservation)とは「予約」「保留」という意味。「リザーブ(reserve)」と言えばイメージし易いだろうか?
それにしても…今後、見開きで鎖(というか、首輪、腕輪、足輪)に縛られた哩に影響を受けた絵師のイラストで盛り上がる事は容易に予測できますが、その枚数は…予測できません!3飜(成功で跳満)で「あれ」じゃあ、7飜(成功で数え役満)なんて…!