すばらっ!
プロフィール
概要
福岡県代表新道寺女子の先鋒。高校2年生。どんな困難をも受け入れ突き進む鋼のメンタルを持つ。
阿知賀編オープニングアニメに数秒ピンで登場し、クワガタのようなヘアースタイルと「すばらっ」というキメ台詞を視聴者の目に焼き付けた。
キャラクター
頭の中で考えを張り巡らせている時でも常に喋り口調は丁寧語。そして口癖は「すばら」。否定形は「すばらくない」。表情豊かでやたらと星のマークが出現するのが特徴的。
中学時代は長野県の高遠原中学に在籍。もちろん麻雀部であり、そこでは原村和や片岡優希の先輩であった。しかし和と優希が入部した頃には煌は3年生で、インターミドルの県予選も既に終わっており共に団体戦に出場することはなかった。入れ替わりに入部することが決まった当時小6の夢乃マホや、和たち残りの部員に後を託し、卒業と同時に福岡へと転居していった。
本編では和たちは全国大会2回戦(白糸台高校・新道寺女子の最初の対戦)をテレビで観戦していたが、当然彼女の存在にも気づいており、和いわく「いきなり出てきて驚いた」とのこと。少なくとも和には存在を忘れられておらず、当時から相当のインパクトのある人物であったことが分かる。
彼女は人と話す時、相手が年下でも必ず敬語を使う癖があり、それを和に尋ねられた際に「いつか気心の知れた同い年の友達が出来たりしたら、普通にタメ(口)で話せるように…」と伝えていた。
そして全国大会で再会後、電話越しに姫子と話す彼女の声を聞いた和と優希は…
「選ばれた」理由
団体戦で先鋒といえば各校のエースポジションというのが一般的になっており、実際全国トップの学校では大半がそのセオリーを取っている(白糸台高校の宮永照・千里山女子の園城寺怜・永水女子の神代小蒔・風越の福路美穂子など)。
しかし煌も新道寺のエースか、といえばそうではない。
彼女はプロとの試合で跳んだこと(ハコ割れ)がなかった。つまり試合が終わってしまうマイナス点になることがなく、少なくとも負けることは無いという理由(ジンクス)故に「捨て駒」としてオーダーされたのだ。
しかもそれを新道寺の部長から漏れ聞いてしまうが、「“必要とされている”そんなすばらなことはない」とそれを受け入れるのである。
跳ばずに次に繋ぎさえすれば後続が挽回できる。そんな戦術を取る事になった新道寺。各校のエースに囲まれながらも「生き残る」事を唯一最大の使命として、喜んで捨て駒となり、化物だらけの準決勝の先鋒戦に彼女は挑むのだった。
実際、煌は2回戦・準決勝とチャンピオン・宮永照を2度も凌いでおり、やはりトバないというのは前評判通りというところであろう。しかし「ぼっこぼこ」にされてもメゲないあたりは、池田華菜並みのポジティブ娘と見える。
すばらですのっ!
pixivでは中の人繋がりから、『とある魔術の禁書目録』・『とある科学の超電磁砲』に登場する白井黒子と絡めたイラストが点在。「すばらですのっ!」というタグも存在するほど。テレポーターなのにトバないとはこれ如何に。