プロフィール
概要
清澄高校1年生。団体戦では、点数計算を考えなくてもいいという事もあり、先鋒を任されている。
天真爛漫な性格でいつでも前向きな清澄のムードメーカー。小学生向けの計算ドリルすら苦戦するおバカキャラだが、悔しい思いをした時には同学年の咲や和の前で涙を見せようとしない気の強い面もある。
単行本のカバー裏では彼女が主役のパラレルワールド的な冒険物語(?)が繰り広げられていて、他にも池田華菜や天江衣、国広一そして京太郎の飼っているカピバラが出演している。第13巻の話を以って完結した。
制服の腰に和お仕着せの猫(猫蛇セアミィ)のアクセサリーを巻いていて、アニメ版では優希の喋りにあわせて口が動いているコミカルな描写があった。フリルの付いたハイネックとニーソックスを着用しているのが可愛らしい。全国2回戦では赤いマントを身に着けカメラの前に登場した。
語尾に「じぇ」や「じょ」を付けたりと独特の喋り方をする。「タコスぢから」を補給してタコス娘は今日も行く。
タコス
タコスが大好物。自称「タコスが切れると人の姿を保てず、自分がタコスになってしまう」とか。
麻雀の活躍にもタコスは大きく関わっていて、「タコスぢから」が充電されないといまいち実力が出しきれない様子。しかしタコス以外にも、たこ焼きやたこさんウィンナーなど名前に「タコ」が付く食べ物を食べればパワーを得ることは可能。ただやっぱりタコスが一番ゲン担ぎに適しているようだ。
ちなみに高遠原中学から清澄高校への進学を希望したのは「学食にタコスがあるから」。そんな理由に友人の和も振り回され、麻雀無名校で2人は咲と出会うのだから世の中分からない。
幼少の頃からタコスと共にあり…と言っても過言ではなく、叔母の結婚相手(おそらく同性婚)が『そちら方面』の出身者であった事から、タコスに慣れ親しんでおり、初めて喋った言葉が「タコス」だったとか。
麻雀
麻雀を始めたきっかけは和との出会い。
特殊能力(?)としては起家になりやすく(練習を含めると絶対ではないが、闘牌が描かれている公式戦では100%)、東場にパワーを出し切る先行逃げ切り型プレイヤー。各校のエースが集う先鋒というポジションで、一年生ながら善戦している。ゲーム前半の東場では強いが後半になると失速するタイプで、特に集中力の切れた南場は弱い。
初めに部長にオーダーを聞かされた時は一番の実力者を先鋒に据えるのがセオリーと言われて「我最強」と勇んでいたが、まこに(優希が先鋒なのは)「われ、点数移動計算ができないからじゃ」と一蹴された。
県大会決勝戦ではタコスを井上純に食べられてしまって調子が狂い、焼き鳥状態に陥るが、後半からは気持ちを切り替え、トータル2位でバトンを繋いだ。
長野県個人戦では、初日の予選(東風戦)でぶっちぎりで1位の成績を収め、全国のハイスコア記録も更新したが、本戦の東南戦では振るわず個人戦での全国行きは逃してしまう。
インターハイ2回戦ではオーラスで「牌に愛された子」神代小蒔に三倍満を食らうものの、前半のリードもありマイナスは100点に抑えた。
全国大会準決勝は、部長の作戦により決勝戦を見据えた、優希にとっては我慢の麻雀になったが、その甲斐あってか決勝戦では前半戦2局目、後半戦1局目で『天和』を和了り、化物揃いの面子で暫定トップを取る活躍を見せた。
関係
持ち前の明るさから色々な面子と仲良くなっている。
- 原村和
阿知賀編を除いた本編で、和が名前を呼び捨てにするのは優希だけである。他は穏乃・憧と数少ない。
麻雀部唯一の男子・京太郎とは絡む描写はメイド服を着たり押し倒されて頬を赤らめたりと多々あるが、京太郎からはその気は無いと否定されているし、優希自身の性格からして本気で好意を抱いているかどうかは定かでない、全国大会の団体戦決勝では制作した究極のタコスを与えられた。
県大会で知り合った2人とはウマが合うのか、インターハイ前の合宿では同卓を囲み、アドバイスをもらっていた。無名の清澄が長野代表になったことについてのマスコミの「長野のレベルが落ちてる」という言葉には拳を握りしめ奮闘を決意した。
上の2人と同じく合宿で仲を深めた。貧乳やおバカ気味なキャラが被っていて、通じるところがあるようだ。東京のホテルで遭遇した時には、あまりの馴れ馴れしさに「上級生には敬語を使えよ」とたしなめられるほど。
高遠原中学時代の先輩。Aブロックの準決勝終了後には新道寺女子の控え室にタコスを差し入れした。
高遠原中学時代の後輩。アニメでは、県大会に応援に来てもらい、逆に咲日和ではマホへアドバイスを送っている。