プロフィール
人物像
阿知賀女子学院麻雀部メンバーの1人。先鋒を務める2年生。愛称は「クロ」。
黒の長髪とほのぼのとした雰囲気が特徴的な女の子。姉に同じく麻雀部員の松実宥がいる(松実姉妹)。
- 温厚で人懐っこい性格をしており、語感は割と緩い。
- おっぱいが大好きで初登場時には小学6年生だった原村和の胸を見て大興奮していた。まだ小さい頃に亡くなった母親を今でも忘れられないためにおっぱいに母性を求めているとか。ちなみに玄自身も姉に負けないほどのいいものをおもち…お持ちのご様子でPSP版ではプレイヤーも含めて全員、玄でやると反応するほど。(だったら自分ので揉んでよ)
- 実家は「松実館」という旅館を営んでおり、小さい頃は鷺森灼も時々遊びに来ていて一緒に麻雀を打っていたことも。
- 元阿知賀こども麻雀クラブのメンバー。プロになるため赤土晴絵が奈良から去ってからも毎週麻雀部の部室を掃除し続け、誰かが戻ってくるのを2年以上待ち続けていた。
能力
『すべてのドラは玄に集まる…!』
- 驚異の確率でドラが手牌に集中するドラ麻雀を得意とし、並みの腕前の相手ではこのドラ爆撃の前に撃沈されてしまう。
- 地方予選ではこのドラ麻雀で猛威を振るい、阿知賀のドラゴンロード(全国大会で三尋木咏プロが命名)の異名とともに阿知賀女子学院の全国進出に大きく貢献した。
- ドラが集中するということは、他家にドラが殆ど来なくなるということでもあり、ドラが面子に絡む場合、上がるのが難しくなる(例:ドラが8筒の場合、聴牌時6・7筒が手牌にあり、5・8筒待ちの時、玄の能力上まず8は来ない上、5も赤ドラ入りの場合はツモれる可能性があるのは実質2枚)等、敵としても非常に厄介な時がある。というのも、ドラが字牌の場合、相手がツモる字牌の数が相対的に減るので、相手の聴牌効率が上がるため。
- しかしドラを一度切ってしまうとしばらくドラが来なくなる体質でもあり、ドラを抱え込んでしまうゆえに手が読まれやすく、また、ドラが8枚揃わない限りは立直も掛ける事が出来ないため、ドラ牌を集めている間に速攻される等の小技で封殺される弱点がある。
- 幼少期に亡くなった母親露子から言われた「ドラをもっと大事にしなさい」という言葉を守った結果のドラ体質であるが、全国の舞台では分析・対策されてしまい非常にリスキーな能力となってしまった。
団体戦での活躍
- 作品の展開の都合上、奈良県の県大会予選は1回戦の対晩成高校戦(それもほぼ先鋒戦)のみの掲載(放送)だった。また全国大会の1回戦もほぼ先鋒戦のみの描写で、準決勝は先鋒が大将戦ばりに枠を割いていたために玄は出番的にとても優遇されている。
- エースとして活躍してきた玄は2回戦で現れた園城寺怜には点数を大きく削られ、準決勝ではチャンピオン・宮永照の怜以上の圧倒的な力を前にしてドラを抱えることしかできなくなる。
- しかし玄がドラを抱え込むことで照は一局ごとに打点を上げることが難しくなり、リーチせざるを得なくなったために結果的に最終局(オーラス)で照からの倍満を振り込ませることに成功した。
関連リンク
旅の小箱:コラム:咲 阿知賀編その3~怜は一体何を「改変完了」したのか?~
玄の麻雀について
ドラによって手が制限されることで、玄には和了れない役も出てくる。和了れない役を列記して、消去法により和了れる役をまとめてみる。
和了れない役
帯么系
赤五4枚使いルールが一般的なこの作品では、『数牌の5』が含まれてはいけない役がまず消える。
染手系
同じく数牌が3種類とも入るので、染手・字牌系役満も消える。
和了れる役
ドラ3枚目・赤ドラ3種類目が集まる前なら可能な役
狙い易い役
『赤5』絡みの三色系は必然的に狙い易い、というより狙わざるを得ない役
その他
一気通貫、二盃口以外の順子系(ピンフ等)と刻子系(対々和等)全般、牌形に因らない役(立直等)となる
役満
必然的にこの4種類
関連イラスト
関連タグ
阿知賀女子学院 高鴨穏乃 新子憧 松実宥 鷺森灼 赤土晴絵 松実姉妹
須賀京太郎、園城寺怜:理由は異なるが玄と同様におもち好きと言う共通点がある。前者の方は本編になるが作中での登場時期が早い方なので玄にとってはある意味先輩になる、後者の方は「おもち」好きと言ってもこのキャラ限定である。