プロフィール
概要
阿知賀女子学院のOG。現在は麻雀部の顧問で教え子たちを全国に導く。26歳。
小学生時代からぱっつん+伸ばした髪を一部前に垂らす特徴的な髪形をしている(謎の存在感のある角)。
キャラクター
阿知賀女子学院麻雀部の指導者。(新子憧以外は)公式戦の経験が無い生徒達をたった3ヶ月程度で奈良県一位に育て上げ、インターハイに出場させた。相手校の選手のチームメイトでも知り得ず、本人ですら気が付いていない様な微々たるクセや特徴を見抜くなど抜群の観察力を持つ。
インターハイ前には全国の都道府県大会準優勝校(全国大会出場校同士は試合をしてはいけないルールのため)と阿知賀の部員の練習試合を組み、マイカーで彼女らを各地へ連れて行くなどしチーム力の底上げに貢献した。
来歴
小学生時代
松実姉妹の母親の松実露子から麻雀を教わり、すぐに頭角を現して、小学生大会の全国大会への出場を果たし、ベスト8まで進んだ。
自身が敗れた準決勝においては一時はトップ通過かと見えたものの、白築慕の事情による思考パターンと特殊能力を読みきれず結果的に僅差で惜しくも3位転落で敗退。しかし、その後すぐに慕の能力と自身の詰めの甘さを反省し次の機会での打倒を宣言し、切り替えの早さと闘志を見せる。
この大会の出場者200名以上のうち約半数の選手の情報を分析して対策を練っており、そこに目をつけた小禄心の懇願に応じて決勝戦での三尋木咏への対処方法をアドバイスし、その結果、三尋木咏、善野一美、そして自身が準決勝で敗れた白築慕をも制し小禄心を優勝へと押し上げた。
この事から、当時から相手の情報収集・分析に長けており、良き指導者としての才能の片鱗もあった模様。この時、吉野山小学校4年生。
また、シノハユ第5巻の裏表紙では彼女が栄光と挫折を経て再びかつての二つ名を取り戻す事が示唆されており、もしもこの栄光と挫折が高校生時代を指すのであれば、プロ転向後の彼女の未来は明るいのであろうと思われる。
高校生時代
かつては阿知賀女子学院麻雀部のエースであり、また部長であった。当時の二つ名は「阿知賀のレジェンド」。
彼女が高等部1年生の時に、当時奈良県内で夏の地区大会30連覇中と無敵を誇っていた晩成高校を見事に打ち破り、無名の阿知賀女子が全国大会へ出場する事になった。しかし、全国大会準決勝で彼女の前に立ちはだかったのは茨城県代表校の小鍛治健夜だった。後に世界ランク2位にもなる怪物級の少女を前に晴絵は大量失点を喫し、阿知賀女子はベスト8で敗北した。以来、彼女は一時的に牌に触れる事すら拒む程のトラウマを植えつけられてしまったのだった。
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結局、インターハイの後、晴絵は暫くの間、麻雀から離れてしまい、麻雀部自体も自然消滅してしまった。
こども麻雀クラブ
トラウマからのリハビリがてら、母校の麻雀部の部室を使って地域の子供達の為の麻雀クラブ「阿知賀こども麻雀クラブ」を開く事になる。そこへ高鴨穏乃・新子憧ら地元の子供たちが集まり始める。原村和が来校した際は、そのロリ巨乳ぶりを見て『将来有望』と堂々とセクハラ発言をしていたり。
実業団
そんな折、晴絵に福岡の実業団・博多エバーグリーンズからスカウト(熊倉トシ)が来る。これを受けることで「こども麻雀クラブ」は閉鎖。再び麻雀部の部屋は閉ざされることになった。
ところが3年後、そのエバーグリーンズは母体となっている会社の経営不振により廃部を余儀なくされると、彼女は再び故郷へ戻ってきた。結局、晴絵はかつてのトラウマを完全に吹っ切る事が出来ず、廃部の情報にも感情を表すことはなかった。
顧問として
故郷で出迎えたかつてのチームメイト新子望に母校の麻雀部復活を知らされ、部室にいたかつての教え子達にも出迎えられた。晴絵はかつて自分が歩んだ道を後輩達に歩ませるため、また準決勝の舞台に置いて来てしまった『何か』を掴むために、母校の指導者として奮闘することになる。
二回戦突破後には千里山相手に大量に点数を削られていたにも拘らず、準決勝進出に浮かれていた部員たちを叱り飛ばすなど指導者としての厳しい一面も見せている。
カップリング
インターハイで敗北し、帰って来た時に少女・鷺森灼と出会う。ファンを自称する彼女に自分のネクタイをプレゼント。灼はこれをずっと大事にしており、阿知賀女子麻雀部が活動を再開した際も着用していた。その後は灼を部長に指名したり、東京でのホテルの部屋が一緒だったりと二人の関係は深いものになっている様子→晴灼
関連イラスト
関連タグ
咲-Saki- 阿知賀編 鷺森灼 小鍛治健夜 新子望 熊倉トシ