プロフィール
人物像
阿知賀女子学院高等部の2年生でショートボブの可愛い女の子。団体戦では副将を務める。
「努力する」が口癖になっている他、「頑張ってほし・・・」「意図が読めな・・・」とセリフを最後まで言い切らない独特な口調で話す。
麻雀部一のしっかり者のため、顧問の赤土晴絵からは3年生の松実宥を押し退けて「部長」を任されている。その働きぶりと安心感は相当なもの。
9年前晴絵がインターハイに出場した頃から彼女のファンであり、また幼稚園児の時から大人相手に麻雀を打っていた事も語られている。
松実姉妹の実家は旅館を経営しており、灼はここによく遊びに来ては松実玄と松実宥姉妹や彼女らのお父さん、果ては旅館のお客さん相手にも麻雀を打っていた。
しかし晴絵が「阿知賀こども麻雀クラブ」の先生としてリハビリしているのを良しとせず、その頃から灼も麻雀を打たなくなっていた。
女子高生になった今は祖母の経営するボウリング場のフロント係などを手伝っている様子。
その所為か、気合いを入れる描写の際にボウリング用のグローブを嵌めるシーンが出るが、流石にそのまま麻雀を打つような真似は…してました。2回戦で遂にその勇姿が見られました。
(グローブについては実況でも話題になったが、ルール上は問題ないようである)
現在の所、家には灼と祖母だけの2人暮らしのようで両親の事情は不明。
2回戦後の強化エピソードでは私服姿も披露。漫画ではタヌキの顔がプリントされたTシャツを着ていたが…アニメでは無地のものに変更されていた。
ちなみに作画担当の五十嵐あぐりはタヌキTシャツについて一言つぶやいたほか、メガミマガジンのコメントでもこのことに触れている。
「レジェンド」から受け継いだ物
赤土晴絵はインターハイ準決勝で敗退し、大きなトラウマを受けて故郷に帰ってきた。
そんな彼女達を出迎えてくれたのが灼だった。
小さなファンに照れ笑いの晴絵はサインの代わりに首に巻いていたネクタイを彼女に贈り、「洗濯よろしくな」と言って別れたのだった。
そして高等部2年生の新学期。灼は学校指定の蝶ネクタイを外し、晴絵から贈られたネクタイを付けて麻雀部へ向かうのだった。
準決勝副将戦にて、彼女の麻雀スタイルを観察する船久保浩子の視点から明らかになってきた。ボウリング繋がりからか、筒子(ピンズ)を中心に役を作る傾向があり、スプリットで残るピンナンバーが待ち牌(不規則な多面待ち)になるパターンが多い。また、それを読まれても筒子以外の待ちに切り替える芸当も持ち合わせている。
そして、ついには赤土晴絵のプレイスタイルそのものをコピーし、自身の打ち方に織り交ぜるまでに至った。
2代目『阿知賀のレジェンド』の誕生である。