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園城寺怜

おんじょうじとき

「咲-Saki-」のスピンオフ作品である「怜-Toki-」の主人公。 初登場は「咲-Saki-阿知賀編episode of side-A」で、阿知賀編終了後は本編にも登場している。
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プロフィール編集

身長154cm
誕生日5月10日
声優小倉唯
実写版演者咲良菜緒(チームしゃちほこ)

概要編集

千里山女子の3年生。団体戦では先鋒を務める。

「一巡先を見る」という強力な能力があるものの、その中身は病弱で可愛らしい女の子である。


キャラクター編集

初期の頃は一見冷めている、物静かな印象だったが、実は仲間想いの頑張り屋さん。

策士的なところやちょっぴり毒舌な一面もあり、対局中においても感情表現豊か。


小学5年生時のクラス替えにて竜華と知り合い、本格的に麻雀を始めることになる。この頃はまだ元気(ただし省エネ志向)な女の子であった。現在の主要メンバー達と、この時期に邂逅を果たしている。

中学生(千里山中学校)の頃から竜華、セーラと仲良く麻雀を楽しんでいたが、元々高い麻雀力を持っていた2人は、高校に入ってからもスタメンに選ばれるほどの実力を付け、怜とは差が付き距離が出来てしまった。

2年生時、病気で倒れて生死の境を彷徨うことになる。病気から復帰した後は「一巡先を見る」能力に目覚め、勝率が格段に上がったため団体戦レギュラーに昇格し、竜華、セーラ、そして1年下のフナQも含めた4人で卓を囲むようになることが出来た。ただ能力こそ強力ではあるが、本人の麻雀の実力自体は、能力に目覚める前と比して、あまり変わってないとのこと。

そして千里山女子は体の弱い怜のため、普通はレギュラー以外の部員がやるような怜の身の回りのことをレギュラー陣自体がサポートする「ときシフト」を組み、5人が一丸となって全国優勝を目指すのであった。


関係編集

退院こそしたものの、後遺症の所為か虚弱体質なようで、よく竜華に膝枕をさせている。二人は特別仲良しで、他人に身の心配をされた時は怜が「病弱アピール」をし、それに竜華が突っ込むのが日常風景。阿知賀編単行本のカバー裏ではメンバーの脚についてコメントしており「ひざまくらのソムリエ」と化している。


麻雀編集

一巡先が見える」という特異能力を持つ。つまり一巡先の卓上の出来事を予知できるため、立直していなければ振り込む可能性はゼロに近く、また和了り牌も「見る」ことが可能。そのため攻防一体に活用出来る能力であり、スマートに見えるような打ち方を披露している。

この能力を最も活かしたのが「立直一発」であり、怜のトレードマークにもなっている「リー棒を垂直に立てて立直宣言し、リー棒が丁度倒れる一巡後にツモ和了する」一連の動作である。

ただ天性の能力者ではなく後天的な能力者であるため、本人はそれに引け目を感じているらしい。また、牌を読む事はできるが牌を集める事はできず、未来を改変した場合には2巡は見えなくなる上に、能力発動の際の体力の消耗も激しい。

実は「二巡先(ダブル)」を見ることも可能だがこれには相当の体力を消耗し、一度ダブルを試した際には部室で倒れてしまい、竜華からは「絶対に使っては駄目」だと釘を刺されていた。


しかしインターハイ準決勝・先鋒戦において宮永照の「連続和了」に立ち向かうために「ダブル」を連続で使用してしまう。しかし、「ダブル」ですら照には通用せず、しかも体力を余計に消耗したために、ツモ切り動作すらおぼつかなくなるものの、自分のために頑張ってくれたメンバーのためにもと踏ん張り、とうとう練習すらしていない「三巡先(トリプル)」を発動する。

これで数秒間、意識が飛ぶほどのダメージを負うが、最終的に照に松実玄の倍満の当たり牌を掴ませることに成功し、トビ終了で先鋒戦を終えるという最悪の事態を回避することが出来た。しかし、過剰な能力使用によって試合終了後に怜は倒れ、病院に搬送されてしまうのであった。

アニメ版ではトリプル発動で怜の額が第三の目のように発光し、視界にはヒビが入って見てきたものがまるで走馬灯のように周囲に映るという、原作になかった演出がなされた。


そしてなんと、この能力は相棒でもある竜華も限定的に使用することが判明した。準決勝大将戦において、「怜ちゃん」として竜華のふとももから精霊のような形態で登場した。膝枕によって注ぎ込んできた、怜の能力らしい。竜華が呼びかけることで和了の完成形を教えてあげるという、相変わらずのチート能力ぶりを見せつけた。ただし、竜華が和了ることが出来ない局では、怜は召喚を拒否して去っていってしまう。また、溜めておけるパワーの量は、ふとももの太さに比例するらしいが、怜の好みにより竜華はふとももの『現状維持』を彼女から強要されてしまったのだった。

彼女のチームは準決勝で敗退してしまったが、残された5位決定戦にて彼女は再び戦線に立ち、どこぞの戦闘民族の如くパワーアップした未来予知能力でライバル校に立ち向かうのであった。


余談編集

  • アニメでは回想シーンが増え、OPの影絵は怜と竜華で、シリアスED「Futuristic Player」の内容は明らかに怜を意識しており、やたら優遇されている(特に11話ラストの三巡先開眼シーンは特別なED入りも相まって完全に主人公のソレだった)。そのため一部の視聴者から「-怜-Toki- 千里山編 episode of side-A(または S)」などと言われていた…と思ったら後にまさかの公式スピンオフが出た
  • そのスピンオフで、まだ怜が未来視を制御できない小学生時代だが、怜の未来視は麻雀以外にも効果が発揮することが判明した。

  • ダブルがダメならと、トリプルを発動する辺りはまるで孫悟空界王拳のよう。
  • 「怜」の「とき」という読み方の由来は北斗の拳トキ説が有力である。「病んでさえいなければ」と「トキ」は残念がられたが、「怜」は「病んでさえいなければ」能力に目覚めていない、という点が異なる。

関連イラスト編集

ありがとう

テーレッテー【練習】怜竜


関連タグ編集

咲-Saki- 阿知賀編 怜-Toki- 千里山女子 清水谷竜華

怜竜 照怜 怜煌 先鋒組

トキ ジョインジョイントキィ

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