概要
全種類の風牌を利用して(七対子、国士無双形を除く)和了すると成立する役。役満で四風会和(スーフォンフィーフー)とも。
小四喜と大四喜に分けられ、小四喜は「3種類の風牌を刻子、または槓子にした上で残る1種類を雀頭」に、大四喜は「4種類の風牌を刻子、または槓子にする」という条件となる。ある意味混一色の究極系と言える形である。
どちらも役満であるが大四喜の方が難しいため大四喜をダブル役満とみなすルールが多い。どちらもシングル役満とする場合であっても、役としては別物扱いされる事が普通である(ただ、説明的に言えば全ての風牌を揃え、14牌の中で対子をどの牌にするかは不問との事)。
また、手牌14枚のち最低11枚は字牌で構成する必要があるため、小四喜なら残る1面子を、大四喜なら雀頭を三元牌にする事が出来れば字一色と複合する。
大三元は3面子のみの拘束で済むのに対し3面子+雀頭或いは4面子が拘束されることもあり難易度はかなり高い。しかも大三元や字一色と同様、字牌を馬鹿正直にポンしていけば容易に看破されて字牌を捨てられにくくなってしまうので注意。
三人麻雀では北を抜きドラに使う場合、北が手牌に残りづらい上に抜きドラされた北をポンすることができないルールであることが多く、難易度はやはり高い。
詳細の説明は小四喜、大四喜の項目を参照のこと。