概要
麻雀において役が13翻以上の場合に役満とするルールのことである。
一般的に広く浸透しているが、競技麻雀などでは採用されていない。元々の定義が「役満貫となる役を和了する」ことを役満としたため、本来のルールで言えばローカルルールと言える。但し、現時点では採用されているケースがかなり多い。
数え役満を採用しないルールの場合は、11翻以上は何翻であろうと三倍満止まりとなり、役満にはならないので注意。
また、数え役満と本来の役満は複合することが無い。例えば、仮に四暗刻等の役満を和了した際にドラが13以上(槓ドラや裏ドラ次第では有り得る)あったとしても複合はしない。
また、26翻以上になった場合でも数えダブル役満となることはなく、あくまで13翻以上=役満として扱われる。
ドラや裏ドラなどを複合させることで数え役満となる場合が多いが、ドラなどが無くても役満が確定するケースもある。例えば
等が挙げられる。
1,3はツモれば四暗刻だがロンでも数え役満確定。2はド安目だと跳満止まり。
尚、数え役満を認めているルールでも役満祝儀はもらえないとされるケースもある為こちらも要注意。
ネットスラング
転じて、上記ルールになぞらえて一つのものに(主に悪い意味での)属性や要素が揃いすぎている事を揶揄するネットスラングとしても使われている。単に役満と言われる事も。