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概要編集

麻雀の役の一つであり、全ての風牌を刻子または槓子にすると成立する役役満


下位役としては小四喜がある。


必然的に四つの面子が字牌になるため、残る雀頭を三元牌に出来れば字一色も複合する。


大体の場合はポンをして攻めて行く事になるだろう。配牌の時に何種類の風牌が対子や刻子になっているかが成否を握る。


一般的には小四喜と同様に役満である。ゲームではその難易度差を加味して大四喜をダブル役満としていることもある。あまり気にせず、小四喜と引っくるめて四喜和という呼び方をされる場合もある。


また、大三元と同様に大四喜にも包則が適用されるルールが多い。


3種類をポン(または明槓)しているプレイヤーに対して残る1種類を捨ててポンさせたプレイヤーは包則となり大四喜をロン和了された場合は放銃者と折半、ツモ和了された場合は全額払いとなる。


大三元と違いダブル役満とみなされている場合はどちらにせよ一発でぶっ飛ぶレベルの得点となる。ちなみに字一色などと複合する場合には字一色などの部分に対しては包則が適用されない。例として東家の4回目の副露をさせた南家が居たとして、その後西家から親がロンをし、字一色+大四喜となった場合は、大四喜の分だけを南家と西家で折半し、字一色の分は西家が支払う。大四喜をダブル役満とする場合は、南家が48000点を支払い、西家が96000点を支払う形となる。これは大三元の包則も同様。


4種類全てを3枚以上集めること自体が難しいうえに完成させる方法もシャンポンから高目が来るか4面子完成させて単騎で待つしか無いため難易度はかなりの高さになる。後者を門前でできれば四暗刻単騎と複合しクアドルプル(4倍)役満が成立してしまい、トビありなら最下位から一撃で全員箱にできる威力である。ただしこれを見られる人はまずいないだろう。


中国麻雀では88点役で、下位役の『小四喜』が64点なので妥当な配点だが、字一色との複合で最低でも「88(本役)+64(字一色)+24(全供託)=176点」で、ツモだと「(160点(本役+字一色+各供託)+1点(ツモ))×3=483点」…と脅威の点数を叩き出せる。


台湾麻雀では16台役で、ダブル役満に相当する配点。また、場風牌や自風牌との複合はない。


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